Vケット行ってないけど感想書く
青空の下、風が吹く世界が見たかった。
私はバーチャルマーケットに行ったことはないけれど、配信とかを見て感じたこと、思ったことを書いていけたらなと。
このノートの画像は異世界をイメージした。
異世界転生だと、だいたい白い部屋から飛ばされて、広いところへ投げ出される感じがする。
それに、Vケットが似ている気がした。
Vケットの場合、白いエントランスから始まり、好きな世界へと飛ぶ。
追記
よくよく考えて見たら、仮想空間には空気も太陽も風もない。
このマーケットの後、リアル都市に足を運んで思った。
太陽がほのかに暖かくて、風が気持ちよくて、ざわめきがあって、匂いとかがあって、適度な疲労感もあって。
大きく胸いっぱいに空気を吸い込んだ。
いくら吸って吐いてもまだある。
その時、私はリアルの素晴らしさを感じてしまった。
VR空間は酔う。精神的な疲れが溜まってしまう。
そんなこんなで私は、肺で大きく息をしたい。
清々しいほど広大なVRを、いつか体験してみたいと思ったんだよ。
3Dのゲームがあったとする。
前に前に進んでいるとき、ふと草原の上にブースがあったらどうだろうか。
ここは商業地域じゃない。草原だ。なぜここにいる。
Vケットでは、草原の上にブースがあった。
そんな気がした。
どうしてかって考えたら、一つ思い浮かんだことがある。
ああやってならんで建ってるお店って、壁に埋まってるんだよね。
商店街は、真ん中を道路があって、歩道があって、ズラッと店が並んでる。
大体、店の上には住むスペースがあったり、他の店があったりする。
でもVケットは、ドーンと道路に飛び出していた。
まあ、道路もいらない。歩道もいらないから。
それに、バーチャル空間だと、お店を横から見ても裏から見てもいい。というか、裏表とか上下とかそういう考え自体ないのではないか。
四方から見れるんだと改めて思った。
で、
飛び出したショーウィンドウたちが、見えないけどなんとなく四角い箱に治まって並んでいた。□□□□←こんな感じ。
私はその光景から、置かれている感を強く感じた。
お店が全部道に飛び出ちゃって、居場所を失っているような。
動線がある。
ブースを目指して、私たちは歩いている。
さて、ここは室内か、外か。どっちなんだろう。
ワールドは世界である。なら外か。
渋谷のワールドにはビルがあるし、車も通ってた。
でも、ブースは美術館にある展示品のような感じがした。
てことは、室内になる。
品定めをして歩き回るのは、外の商業地を歩くというよりも、どっかのギャラリーの中を巡っているような気がした。
ワールドが室内なら、ブースは展示品。
1、VR世界に入る=別世界に転生
2、Vケットに入る=お店に入店
3、出展ワールドに向かう=???
4、ブースを見て回る=品定め。体験。購入。
???の部分が引っかかる場所だなと思った。
なぜここに置くのか。
角がいい、お客さんが集まりやすい、利益が見込めそうな立地とか。
ブースから、売ってやるぜ!という、気が伝わってこないというか、ただ並んで買われるのを待っているというか。
そう考えると、外のマーケットより、展示会のように見える。
世界にブースを並べているような気がした。
もし私がお城の城主なら、城内に店を置きたいかな、なんて考えたり。
でもこんなに頑張ってくれたら、崇拝しちゃうぞ!
最高!ありがとう!