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【REPORT】:2024年11月17日:Villaging work#17|『あきがわアートストリーム 2024』を巡る
11月17日(日)檜原村とあきる野市を流れる秋川渓流を中心に開催される現代アートの芸術祭である『あきがわアートストリーム 2024』を巡るツアーを行いました。4年目となる今年の会期は11月1日から12月1日までの1ヶ月間で、Villageでも展示会場のひとつとして、野生動物のアーカイブや現代アートの展示、17日には尺八演奏に加え、アーティストトークも開催いたしました。
ツアーはこの芸術祭ディレクターの岡田智博さんとヴィレッジヒノハラのオーナーである清田さんに代わるがわるアテンドしていただきながら、車で各所を巡りました。ちょうど紅葉の美しい季節で、目に飛び込んでくる赤や黄色に終始感嘆していました。
▼当日のスケジュール
・10:30- 武蔵五日市スタート 五日市会場3ヶ所
・12:00-『手打ちうどん はたの』でランチ
・13:00- <薮内洋介さんによる尺八演奏とトーク>
・14:00- 檜原村会場4ヶ所
・17:00- Village到着
・18:30 ディナー(ハンターが作るスパイシーカレー)
<アーツキャンプひのはら>
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なんだかゾワゾワする空間
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光とかげ、作品の質感が神秘的
<小さな蔵、大きな蔵、ギャラリーやまびこ、山の店>
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小瓶から森の植物の香りがします
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<ヴィレッジヒノハラ>
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ヴィレッジに滞在しながら作品を制作されていた金子さんは現在21歳で、専門は油絵。油絵は好きだけど考えながら描くうちに、自分と向き合わなければならないため、精神と体力ともに負荷のかかる創作方法だそう。もともと動物が好きで、絵に描かれた動物など、人が創作したものより実際の動物が一番いいといつも感じていたとき、剥製にしてみたいと思うようになったそうです。剥製は体力はいるが、真っ直ぐに油絵よりも淡々と取り組めるので最近は立体や剥製の創作をしているとか。しかし、自然の循環のサイクルから剥製にするという行為が逸脱しているという事実が。そのため剥製にするときの毛皮を被せる前の模型を和紙(それはコウゾなど全て自然のもの)で作成していて、模型のまま外に置いて雨ざらしにして土に返す、ということをしたりしながら試行錯誤していると語ってくれました。
当日ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
Village Hinoharaではこれからも定期的にイベントを開催していく予定です。ぜひご期待ください。
本芸術祭について
「あきがわアートストリーム 2024」
今年で4年目を迎える本芸術祭は、世界の最先端のアートコミュニティである TOKYO のプロジェクトシーンと、何百年もの歴史が続く山郷の美しい風土を地域コミュニティとともに、ダブルでアップデートし続ける進化するアントレプレナーシップあふれる芸術祭として、新たな表現を切り拓くタレントと地元に感動を求める地域の人々による共創を通じて、新たに開かれた蔵や最奥の重要文化財でのライブなど、多彩で美的山郷体験を提供します。
アーティスト:MAKI UEDA、anno lab、ミヤケマイ、浅野暢晴、草野絵美、島﨑良平、ナナアクヤ、池城安武、仲本拡史、菅谷杏樹、かねこもえ、松山龍太、本城丑松
会場:大きな蔵、小さな蔵、旧市倉家住宅(五日市郷土館)、アーツキャンプひのはら、ギャラリーやまびこ、山の店、ヴィレッヂヒノハラ
主催:一般社団法人クリエイティブクラスター
Village Hinoharaについて
Village Hinoharaは会員制のワークインレジデンス(コワーキングワークスペース&宿泊施設)であり、流域循環コミュニティです。街から川を遡り山の中へ。東京の大自然の中で、共に仕事をし、自然に親しみ、地域と交流しながら、創造的な働き方や生き方を探究する "ヴィレッジング" のための場です。組織や顧客のための仕事だけではなく、村の生活に直結する野良仕事や山仕事、地域コミュニティのための仕事など、「仕事」の概念や枠組を拡げる様々なイベントやワークショップ「Villaging Work」を開催しています。
イベント参加者は入会金50%OFFでご入会いただけます。