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【REPORT】2023年6月24日:Villaging work#3|梅仕事WS

6月24日(土)Village Hinoharaにて梅雨を楽しむ梅しごとワークショップイベントを開催しました。

梅雨になると収穫の時期を迎える果実、梅。
というか、梅がなる時期に降る雨だから梅雨なんです!

東京都の山奥、檜原村では昔から自給自足の暮らしが根付いています。
檜原村の日当たりが良く、水捌けの良い傾斜面には、かつて梅の木があちこちに植えられ、保存食の定番、梅干し作りが盛んだったとのこと。しかし村の高齢化に伴い、管理が難しくなった放置畑は村にいくつもあり、今回みんなで収穫を行った梅畑も講師の細貝先生が数年前から引き継ぎ管理するまでは放置畑でした。

イベントは『収穫』『梅しごと』の2つのパートから成り、体を動かし、季節を全身で感じながらのワークショップとなりました。
今回はそんな梅しごとの様子をレポートしていきます。


▼当日のスケジュール 
10:30 武蔵五日市駅 集合、梅畑へ移動
11:00 オリエンテーション、梅刈り開始
12:30 ランチ休憩(地元の手打ちうどん屋さん はたの
13:30 川遊び
14:00 梅しごと開始
16:00 解散

収穫

梅とり&キャッチ。二人1組でチームを組み、協力しながら収穫。
木登りが得意な参加者はひょいっと木に登り、童心に返りながら収穫。
キャッチが得意な参加者は木の下で司令塔となり、『右腕の先にいっぱい成っているよ!』と声かけをし、絶妙な場所に待機しながら梅をキャッチ!


梅とり&キャッチ。二人1組でチームを組み、協力しながら収穫。
童心に返りながら木登り
梅の実がたわわになっている木は、一人が木に登り枝を揺すり、木の下にみんなでビニールシートを広げて落ちてきた梅を一気に収穫!
ななふしを発見!
大きなクワガタもいました!
一つ一つ自分で収穫する楽しさに感動
みんなで協力し合いながら、こんなに沢山収穫できました!

収穫を頑張った後は、ヴィレッヂの目の前の川でちょっとひと休み。
ランチ休憩の間は、収穫した梅を水につけ1時間ほどアク抜き作業をします。

梅しごと

みんなで収穫した梅は洗い、丁寧に水気を拭き取り、一つ一つ丁寧にヘタを取ります。 
この工程は、一人だと果てしなく苦痛な作業。多くの梅しごと経験者は、この骨の折れる作業が大変で梅しごとを断念しますが、みんなでワイワイおしゃべりを楽しみながら作業を進めるととっても楽しいのです!

計量作業。めざせ!1kgピタリ賞ゲーム!も盛り上がりました。
おしゃべりを楽しみながら、みんなでワイワイと梅しごと


梅干し、梅シロップ、梅サワー、梅酒 先生秘伝のレシピを見ながら、各自お好みのものを仕込みました。
梅シロップや梅サワーは1ヶ月ほど熟成させて完成。梅干しの完成は1年後!

当日ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
Village Hinoharaではこれからも定期的にイベントを開催していく予定です。
ぜひご期待ください。

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講師について(squareイベントページ参照)

細貝和寛(地域おこし協力隊OB)
新潟県から東京農業大学に入学し、卒業後は地域おこし協力隊として檜原村に移住。
協力隊期間中は、わさび田に関する体験を提供する「檜原村わさび田復活プロジェクト」、村の暮らしに重きを置いた手仕事や季節の農林業などの生業体験を主軸とした「ひのはら放課後クラブ」を運営。
その後、村で50年以上続く特産品製造を担う仕事を引き継ぎ「合同会社ともすび」を創立し、秋川源流域からの魅力をモノ・コト・話題を提供している。https://www.tomosubi.com/


主催 Village Hinoharaについて

Village Hinoharaは会員制のワークインレジデンス(コワーキングワークスペース&宿泊施設)であり、流域循環コミュニティです。街から川を遡り山の中へ。東京の大自然の中で、共に仕事をし、自然に親しみ、地域と交流しながら、創造的な働き方や生き方を探究する "ヴィレッジング" のための場です。組織や顧客のための仕事だけではなく、村の生活に直結する野良仕事や山仕事、地域コミュニティのための仕事など、「仕事」の概念や枠組を拡げる様々なイベントやワークショップ「Villaging Work」を開催しています。

イベント参加者は入会金50%OFFでご入会いただけます。
Village 詳細 (villaging.jp

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