2021秋イベE1〜E3「運営ちゃん! こういうのでいいんだよ、こういうので」
前回の“小規模小規模詐欺”に近い詰め詰めイベントから打って変わって、今回は“真の小規模イベント”となった艦これの秋イベ。海域数・ゲージ数・ギミックも控えめで心の中の井之頭五郎(by孤独のグルメ)が思わずつぶやく。
「こういうのでいいんだよ、こういうので」
E1 三陸沖/北海道根室半島沖
秋刀魚収集イベントと同時開催となった前段海域。「秋刀魚イベと同時開催されている間はお札無し」とのことだったが、運営ちゃんの掌返しが少し怖い。なので、後日しれっとお札が付いてしまっても支障がないようにサブ育成艦も織り交ぜて攻略。
E1では基地航空隊はたしか未開放だったかと。
秋刀魚イベと同時開催だったのでモチーフとなる海域を三陸かと予想していたが、三陸から北海道へ抜けるルートは秋刀魚漁の定石なのか否か。名前的に東北にゆかりのある最上や北上に特効は無かったものの(←おい)Верныйや多摩など北方海域で闘った艦には特効が乗っていたようで。
E2 昭南方面~本土航路
緑と青の勇者昭南はシンガポール占領時の地名。
E2のモチーフは「南号作戦」。相変わらず史実では目を覆うような状況……。
艦これにおける輸送作戦の定石は以下のような感じだろうか。
対空対艦、場合によっては対潜……と敵に落とされないような体制を作る
その上で攻撃力が落ちない程度に大発動艇系を適度に積む
攻撃は支援艦隊や基地航空隊をガッツリ出す
最近は武装大発やドラム缶カットインなど「弱めではあるが輸送と攻撃を両立させる装備や攻撃」が実装されたので輸送しながら装備を調整する
現地到着を優先してコツコツA勝利するか装備の攻撃力を増してガッツリS勝利か、それは提督の匙加減
りべ鎮守府では大発要員と制空補助を兼ねる役として多摩を起用。瑞鳳はサブ。
戦力ゲージも対空対潜のバランスをとりつつ攻略。りべ鎮守府の浦風・谷風はいつものイベント海域だとなかなか活躍させてあげられてないので、この機に使ってあげたいなと。
E3 八丈島沖/房総半島東方沖
最終海域は八丈島沖ってずいぶん近いな……駆逐艦山風が沈んだ海域がモチーフ。「山風にパパって呼ばれる提督の二次創作」を見てちょっとウーンと思うところはあるのだが、山風が「人知れず沈んだ艦」ということなので、現生で誰か頼りにしたいのかも……と思えば温かく見守れるのだろうか。
E3第1ゲージの輸送作戦では特効のある夕雲にカットインを撃たせる編成を採用。大発動艇を積めるは余裕がありすぎるぐらい多く残っていたので助かった。それにしても対潜できてバルジも積めて大発も積めるВерныйの便利さ。タイプは違うが2021年浦和の“なんでも屋”として名を馳せた明本くんのようだ。
ちょっと難関とされたE3第2ゲージ。連合艦隊での攻略となるが水上と機動どちらでも攻略できたようだ。りべ鎮守府はテンプレな編成で機動部隊を採用。
軽空母枠には龍鳳を採用したのだけれど、龍鳳って聞くとこの人を思い浮かべないだろうか。
流帆。
不器用だけど熱い軽空母……いいかも(よくはない)
第二部隊も割とテンプレ編成。最上矢矧大井っちの運、今後の運用を考えるともう少し上げたいところ。大井っちは連撃でいいじゃないかという提督さんも多いかもしれないが、大規模イベントで雷巡を各海域に割り振る際に30ぐらいまで上がっていると捗るんじゃないかと。まあそれも各提督の判断であり艦隊運用の醍醐味でもあるか。
最終海域は潜水艦ということで、今回のイベントで配られた装備を含めた対潜装備が揃っていれば割と倒せる。足りなければ支援艦隊を対潜ガッツリに組んだり、基地航空隊を東海4にするなどでなんとかなりそうだった。
山風入り空母2隻編成を採用。加賀さんをE3-2じゃなくてこっちに出してもよかった気はしたが、空母勢は敵随伴艦を倒してくれていたのでヨシとした。
今回は第四号海防艦(よつちゃん)に特効があると聞いて旗艦に据える恐ろしい人事を強行。いやまあ装甲がお察しなので旗艦でないと大破しかねないので不安だし、よつちゃん旗艦でイベントクリアって経験もなかなかできないだろうし。
今回ボススナイプをしたのは……
山風。偉い、よくやった。
というわけでScamp着任。辛口な表情、一人称アタイ呼び、シャープでかっこいい!!!
まとめ
今回「こういうイベントを待っていたんだよ」「もう少し歯応えがあ……いえなんでもないです!」という声が多くの提督から聞かれた。
レア艦がぽこじゃかドロップするのも楽しいは楽しいが、艦のコモン←→レアなどゲーム中の相対的なもの。難易度も抑えられ、艦隊編成の自由度が高かったことは高評価に値すると考える。艦隊編成の自由度が高い≒嫁艦を旗艦にしたイベントクリアがしやすくなる。
毛根に厳しい難易度は年1〜2回ぐらいでいいか……と思うが、どうだろうか。毛根に厳しくても対策を取れればいいのだが、それすら封じられているとなんとも虚しい気持ちになるのだ。
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