JUVENTUS 24-25シーズン
⚪⚫流動的かつ能動的な新生ユベントスへ
先進的な戦術理論を持つチアゴ・モッタを招聘したユベントス。フォーメーションは2-7-2と陣形を縦に割った形で見ているなど独特な戦術観を昨季のボローニャで発揮していた。今季はユベントスに引き抜かれる形で既存のシステム概念に囚われずにコンパクトかつ流動的で攻撃的なサッカーを展開する。加入・退団選手が多く大きくスカッドを塗り替えモッタのサッカーに必要な選手をそろえたユベントスは今季の注目である。
⇌移籍情報
加入
ミケーレ・ディ・グレゴリオ(レンタル)
ファン・カバル
ピエール・カルル(レンタル)
トゥーン・コープマイネルス
ドウグラス・ルイス
ケフラン・テュラム
アルトゥール・メロ(レンタルバック)
ニコ・ゴンザレス(レンタル)
フランシスコ・コンセイソン(レンタル)
退団
ボイチェフ・シュチェスニー(引退)
アレックス・サンドロ
ダニエレ・ルガーニ(レンタル)
アッティア・デシーリオ(レンタル)
ファビオ・ミレッティ(レンタル)
ハンズ・ニコルッシ・カビーリャ(レンタル)
アドリアン・ラビオ(未定)
カルロス・アルカラス(レンタル満了)
サミュエル・イリング・ジュニオール
モイーズ・キーン
フェデリコ・キエーザ
🧠戦術
フォーメーション
セリエAでは4-2-3-1システムを採用している。特徴は安定したポゼッションと高度に組織化したプレスにより、主導権を握る試合展開を見せている。新加入のドウグラス・ルイス、ケフラン・テュラム、トゥーン・コープマイネルスといった中盤の選手たちはかつてのユベントスの中盤にないような足元の技術にたけておりモッタの戦術を体現している。
ポイント
コンパクトな陣形と連動したプレス
新戦力の中盤による主導権
ラム爺のピックアップ
ケフラン・テュラム
ニースから今季加入した大型のMF。戦術理解度と中盤の底で体を張った守備が持ち味。素早い切り替えからボールを刈り取りユベントスの攻撃を前進させる。
ケナン・イルディス
今季からユベントスの10番を背負う期待の新星。戦術理解が高くどのポジションにも対応ができる。ワンプレーで局面を打開できる高い技術力はモッタの切り札になるでしょう。
⚔直近の戦い
リーグ戦ではここまで2勝2分けとパッとしない成績。しかし4試合連続クリーンシートと守備の部分では申し分ない能力があるといえるでしょう。新監督のモッタと加入した若手の新戦力たちが融合したときインテルを止めることは十分にあり得るでしょう。サボーナやカバル、ムバングラといった著者も知らなかった若手たちが活躍していることを考えると今後のユベントスが楽しみ。昨季よりも間違いなく飛躍するシーズンになると思うので注目していきたい。
⏱CLのスケジュール
9/18 PSV (H)
10/3 ライプツィヒ (A)
10/23 シュツットガルト (H)
11/6 リール (A)
11/28 アストン・ビラ (A)
12/12 マンチェスター・C (H)
1/22 クラブ・ブルージュ (A)
1/30 ベンフィカ (H)