絵画には、白と同じくらい黒が必要だ

別のメンバーは、「このグループでの経験は、本当に素晴らしいものでした。今までになかった明晰さです....」

明晰さが目標だ。
痛みや苦しみは、人生の一部だ。
あなたに必要なのは、すべてを正しい視点で、
すべてをあるべき場所で見ることができることだ。
そうすれば、すべてが調和する。
痛みも、苦しみも、より大きな調和の一部となるのだ。
彼らが変わるわけではあらない。それは人生の一部だ。
しかし、今ではそれらは孤立した事実ではなく、
より大きな全体の一部となっている。
自分の視点がはっきりしていれば、
この部分がなければ大きな全体は、
存在しないことがわかる。
なくてはならないものなのだ。
あなたはそれを受け入れる。
なぜなら、幸福は不幸なしにはありえず、
昼は夜なしにはありえないからだ。
夜がなければ昼もない。
すべてが視野に入ると、全体の態度が変わる。
通常、あなたは2つの夜の間に1つの昼を見る。
あなたが少し明晰になると、2日の間に1つの夜があるように見える。
通常、不幸、悲しみ、フラストレーションを見るときは、
それを文脈から切り離して考える。
そうすると、意味のないことのように思えて、とても苦しくなる。
基本的な痛みは無意味なもので、なぜそこにあるのか？
なぜ人は苦しむのか？
その理由がわからないと、耐えられなくなる。
理由がわかると、それはもはや孤立した事実ではなく、
パターンの一部になっている。
素晴らしい絵画には、白と同じくらい黒が必要だ。
そうでなければ絵は存在しない。
不幸は幸福と同じくらい必要だ。
二つの翼のようなものだ。
二つの翼であることを知ったら、
存在の空を飛ぶために両方を使わなければならない。
そして、あなたは受け入れ、深い感謝の気持ちで受け入れる。
苦しみさえも受け入れる。
意味がある。
それは、より大きなものへのステップであり、
より大きな調和の一部なのだ。
それは孤立したものではなく、意味のあるものなのだ。
意味のあることなのだ。
苦しみが意味のあるものになったとき、あなたは超越したことになる。
今、あなたはそのことを心配していない。
なぜなら、それを落としてしまうと、
美しいものすべてが一緒に落ちてしまうからだ。
あなたは、美しいバラの花が棘の間に存在し、
その棘は成長の一部であることをよく理解している。
成長の一部なのだ。
棘は成長の一部であり、花を守ってくれているのだ。彼らは敵ではない。
敵でもなければ、反対でもない。
もし、とげがあなたを苦しめることがあるとしたら、
それはあなたが、とげの意味を理解していないからだ。
苦しみや棘を求める必要はないが、見つけたらそれを受け入れなさい。
夜の両側には、日があることがわかるように、
あなたの明晰な視界を透明にしてください。
そうすれば、夜はだんだんと暗くなくなっていくる。
夜は、ある日から別の日への橋となる。
それは日に対抗するものではなく、むしろ休息である。
その休息から新しい日が生まれる。
夜は子宮のようなもので、創造的だ。
闇は創造的であり、苦しみでもある。
内面が非常に豊かな人を見つけると、
その人は必ず多くの苦しみを抱えていることがわかる。
苦しみの少ない人は、いつも浅い、表面的な人であることがわかる。
笑うことはあっても、その笑いには深みがなく、心からのものではない。
描かれたもののように、せいぜい唇の上にあるだけだ。
その音に耳を傾けると、とても表面的であることがわかる。
それは彼の存在から来ていない。
その人の心から出たものではなく、意味も深さもない。
深く笑うことができる人を見たら、
その人が深く泣いたことを思い出しなさい。
笑いは涙によって豊かになるのだ。
泣くことができなければ、笑うこともできない。
これが明晰さだ。
人生をあるがままに見て、不可能なことを求めないことだ。
昼だけ、夜だけ、幸せだけ、不幸だけ、
というように不可能を求めることは、
自分自身に無意味な不幸を作り出していることになる。
不可能なことを求めているから無意味であり、
それが満たされることはない。
不幸が生じているのは、あなたの知性がないからだ。
それは人生の一部ではなく、避けることができたはずだ。
それは人生の一部ではない。
だから、役に立たない苦しみがある-
あなたがそれを作り出す無駄な苦しみがある。
非常に意味のある苦しみもある - 人生がそれを与えてくれるならば。
愛すれば、当然、苦しみがやってくる。
もしあなたが愛したいのであれば、
多くの苦しみを受けなければならない。
苦しみを恐れるようになれば、
やがて愛を恐れるようになるだろう。
そして、ある時点になると、苦しまずに済むかもしれないし、
とても快適で便利な生活を送れるかもしれない。
なぜなら、美しいものはすべて愛によってもたらされるからだ...
しかし、愛がもたらされるのは、
あなたが苦しみも受け入れる準備ができている場合だけだ。
しかし、愛は、苦しみも受け入れる準備ができていて初めてやってくる。
それが、愛のために支払わなければならない代償なのだ。
人生に無料のものはない。
代償を払わなければならない。
そして、それは良いことだ。
なぜなら、すべてが無料になると、すべてが無意味になり、
誰も楽しめなくなるからだ。
明晰さを利用して問題に目を向け、
物事を変えようとせず、ただ受け入れるようにしなさい。
続けていきなさい。
それが唯一の変化であり、唯一の変容なのだ。
明晰さと気づきの波に乗って、どんどん上へと進んでいくのだ。
高くなればなるほど、異なる世界があなたの視界に入ってくる。
世界は同じままだが、あなたの澄んだ目は今、違う絵を見せてくれる。
そして、次第にすべてが一直線上に並ぶようになる。
ある日、人はすべてがあるべき姿であることに気づく。
これが透明感の完璧さだ。すべてがあるべき姿で、
他に何も必要なく、すべてが完璧だ。
完璧なのだ。この世界は完璧な世界だ。
その瞬間、あなたは完全に受け入れることができ、
完全に受け入れられたとき、すべての傷が癒される。
人は、仏陀の穏やかさ、イエスの無邪気さ、
老子の超完璧な完璧さに到達する。
老子のように平凡でありながら非凡な存在になる。
人は同じ人生を愛しているが、それは同じ人生ではない。
違うダンスをしているのだ。
だから、その明晰さを利用しなさい。
それを楽しみ、それに喜びを感じなさい。