好きを確かめに行ってきた
私はINIが好きだ。
先日、10月30日に発売された7TH SINGLE “THE VIEW”のオフライン特典会が開催された(オンライントーク会=ヨントンも同日開催)。
オフライン特典会に参加するのは初めてではない。
ただ、いつもより少し長く会話ができる賞に応募・当選したのは今回が初めてだった。
私は元々地下アイドルのオタクだったこともあり、「推しと会話する」ことに対してそんなに抵抗や緊張感が無い。
それもあってか、過去2回参加したINIの特典会でも余裕綽々で入室→15秒ほど経過したらさらりと退出、といった感じで、勝手ながら「もっとドキドキワクワクしてみたいな〜」なんて思っていた。
当日は珍しく自分のビジュアル作成も上手くいき、会う約束をしていた友人にも会えて、無事に推しメンと話して生きて帰ってくることができた。
私の技量と勇気が足りなかったので、勝手に期待していたほどドキドキワクワクはできなかったけれど。
私は後からじわじわ思い出してダメージを食らう(良い意味で)タイプなので、これを書いている今、絶賛食らっているところだったりする。
少しの反省は、最低限公の場と本人に会って話すときには「威尊“くん”」と呼ぶように心掛けていたのに、何を血迷ったか普段のクセが出てしまい呼び捨てで呼んでしまったこと。
馴れ馴れしくてすみません(笑) と思いつつ、「でも威尊も私のこと呼び捨てで呼ぶもんな〜」と開き直ってみる。
そもそも私は『好きって言えない』オタクなので(以前noteに少し書いたことがある)
SNSに流れてくる特典会レポ?のような、可愛くて幸せそうな空間を作り出すことが極めて難しい。
「いいな〜。私もお姫様扱いされてみたい」なんて、らしくないけれど思うこともある。
ああ、でも「大好きって言って」と言えたのは私なりの小さな成長だったかもしれない。
威尊は私のお願いに対してそれ以上の回答をくれた、あの瞬間だけは王子様人格を降臨させてくれたと自信を持って思える。
それを思えば、以前までの15秒間よりは満足のいく1分間だったのかな。
あとこちらが話しているときに、無意識なのか分からない不意の仕草がとても良くて、あれはいわゆるメロい(=相手にぞっこんになり打ちのめされること、とネット検索で出てきた)というやつだった思う。
それも数日経って今更ぶっ刺さっているくらいだから、当時は顔色一つ変えずに話し続けていたのだろう。
本当に、可愛げも何も無いオタクで我ながら残念……もっと可愛いオタクになりたい(恐らく永遠になれない)。
推しメンに会いたかったけれど会えなかった人はたくさん居るはずで、そんな中で私は機会を与えられた。
でも毎回微妙な面持ちで帰ってきてしまうし、後からじわじわ来るとはいえ冷静に振り返って噛み締める程度。
そんなのって良いのかな……と思わなくもないけれど、良くなくても私はまた特典会に応募するのだと思う。
だってまた直接会って話したいし、毎回「もし次回があったなら」と考えてしまうから。
特典会が終わって少し時間が経ってから「良かった、私はちゃんと推しメンのことが好きなんだ」と再確認する。
好きを確かめるためにも、私はまた威尊に会いたい。
そしてもし次回があるのなら、その「好き」を今度こそちゃんと伝えたい。
いつかまた、再対戦・リベンジ回のnoteを書ける日が来ますように。
特典会以外にもファンコンや年末の番組云々、その他色々なことがあったけれど、何やかんやでTHE VIEW期もたくさん楽しませてもらった。
推しメンたち、今期も頑張ってくれてありがとう。
また来年!