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モバイルエコー 3機種比較しました。
モバイルエコーの需要や注目度は年々高まってきています。
今回はそんなモバイルエコーを三機種、比較してまとめてみました。
エコーを検討している先生方の参考にしていただければ幸いです。
比較したのは以下の機種で、どれもタブレットに接続するタイプで持ち運びにも非常に便利な三機種です。
・ヴィクトビジョンアドバンス(定価840,000円 ヴィクトリー社)
・SONON 500L(定価1,680,000円 アイソン社)
・Lumify(Philips社)
エコーは価格と画質が比例して良くなっていくものではありますが、ここ数年で安価なエコーも非常に画質が向上してきています。
実際にどこまで画質にこだわるかは先生次第ですので、実売の価格差も踏まえつつ、先生にとって適切な機器選びができるようお手伝いできればと思います。
▪️ヴィクトビジョンアドバンス
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まずは弊社で発売しているヴィクトビジョンアドバンス。
840,000円の低価格ながら、画像のクオリティと高いバッテリー性能、プローブ側面に配置された3つのボタンで操作ができる使い勝手の良さで、多くの方にご愛用いただいています。
![](https://assets.st-note.com/img/1737944323-3UPCglbMkJOwBI4Nxvi2S061.jpg?width=1200)
フリーズとライブの切り替え、ゲイン(明るさ)や視野深度の調整が手元でできるのは、非常に便利で高い評価をいただいています。
また、バッテリー持ちがよく3時間の連続使用が可能。
多くの機種は1時間も持たないことがほとんどなので、トレーナー活動や訪問診療、検診などで比較的長時間の使用が必要な場合には有利です。
![](https://assets.st-note.com/img/1737942105-xt3SIkvFCEN0UXcQr6eAzoWw.png)
2画面機能で健側・患側比較も容易。
↑ こちら、私が右足アキレス腱を断裂した当日のエコー動画です。2年前に左足を切った際は、断端が離れていたのですが今回は完全断裂ではなさそうな様子が伺えました。
▪️SONON 500L(アイソン社)
![](https://assets.st-note.com/img/1737945437-I84XjJidKEzmCMDofeP7qZln.jpg?width=1200)
続いてSONON 500L。
定価1,680,000円と、ヴィクトビジョンアドバンスと比較すると価格的に高価なソノンですが、クオリティは非常に高く、特に画像レスポンスの高さはワイヤレスタイプのエコーの中では秀逸です。
エコーを使用する強みの一つは、運動器の動態評価が可能な点ですが、どうしてもワイヤレスエコーは画像と実際の動きに微妙なタイムラグが出てしまいがちです。
ソノンはその点、非常にレスポンスがよく2画面比較機能もあるためストレスなく評価できます。
バッテリーは60分の連続使用が可能。取り外し可能で2つ付属しているため、安心して利用できます。これは他のエコーにはない利点です。
※ソノンは2024年3月末まで、キャンペーン価格でかなりお得に導入いただけるチャンスです。実機のデモ、具体的な価格については大久保までお問い合わせください。
▪️Lumify(Philips社)
![](https://assets.st-note.com/img/1737952917-YEeb52pAXQBZIOmD1j4KGdtk.png?width=1200)
ルミファイはワイヤレスではなく、有線タイプのモバイルエコーです。
唯一、タブレット側も医療機器認証がされた機種になっており、専用タブレットとの接続になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1737954750-LAhUJF7Crj4uZniMNHWo6tV9.jpg?width=1200)
有線のためバッテリーがプローブ側にはありませんので、使用時間はタブレットのバッテリー性能とイコールになります。
連続で4時間半の使用が可能ですので、様々な場面で問題なく利用できるでしょう。
画像がとても見やすいので、個人的にはこちらも好きな機種です。
これまで、医科向けにしか販売されておりませんでしたが、柔道整復師の方へも販売が可能になりました。
レスポンスもよく、SONON 500Lと同じく動態評価においても優秀です。
エコー画像は動画の通り、フィブリラパターンも綺麗な見え方をします。見え方は部位や好みに合わせて設定から選ぶのがよいかと思います。
こちらはヴィクトビジョンアドバンスやSONON 500Lのように2画面比較のモードはありませんが、タブレットも医療機器のため、よりセキュリティに厳しい仕様になっているのも特徴です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このように動画で確認いただくと、それぞれのエコーの特徴がわかりやすいかと思います。
どのエコーも、現場でしっかり活用されている実績のある機種ですので、どれを選ぶかは予算も踏まえて、先生がどこまでの画質性能を求められるか、あとは画質の好みによって決まってくるのかなと思います。
一番安価で使い勝手のよい「ヴィクトビジョンアドバンス」
少し価格は上がりますが、高性能なモバイルエコーに拘るなら「SONON 500L」、「Lumify」も良い選択肢のひとつかと思います。
ご相談いただけましたら、実機をお見せしてのデモやお貸出し、実際の販売金額についての御見積など、先生にとってベストな選択ができるようお手伝いさせていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。