何が出来る？じゃなくて、「何がやりたい」か。

少し興味を持ったこと。
前々から気になってたこと。

それが専門性のある分野で、
取り掛かるには簡単ではないものだったりすると、
かなり躊躇してしまうよね。

でも何かに興味を持つことは、
それだけで人生まるもうけだということに
気づいている人は案外少ない。

何かを始める時、そしてどれか一つに決める時、
その基準となる自分のモノサシには、
一体どんなものがあるだろうか。

他でもない「私自身」の動機。
誰が見ているわけではないのに「無言の視線」。
ただただ時間だけが消耗していく「不毛な妄想」。

そんなものに囚われていたとしても、
結局は、腑に落ちたものしか自分は頷かないんだ。

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私たちがついこの間まで生きて来た時代は、
土の時代のど真ん中。

ひとつのことを「続ける」ことに意義がある。
経過はどうであれ、「結果」がすべて。

二兎追うものは、一兎も得ず。
何でもできるは、何にもできないのと一緒。

耳にタコだ。

いろいろやって何が悪い？
時間もお金も有限なんだ。

まったく違う分野に挑戦したからと言って、
いったい誰に迷惑がかかるというのだ？

もうすでに何年も先にやっている人がいるんだから、
ぽっと出のアンタがやるだけ無駄だとか？
そんなこと言ってる人こそ未来が無いよね。

予知能力者のように、
未来を限定するような先生や、

失敗しない代わりに、
何もやらないスマートなあの人より、

壁に激突しながらも走り続ける、
ダサい私やあなたの方が、
よっぽどいい顔して生きてるよ。

最近、私はわたしの人生が、
これまでの失敗の数々が、
たまらなく愛おしい。

Kimi