【あなたによく効く処方箋】ぐっすり眠れてる?~注目のCBDオイル
とにかくダルイ。
鉛が体の芯に入り込んでしまったかのように、だる重さが取れない。
睡眠時間をいつもより増やしたり、雨の日や極度な暑さ寒さがある以外は、ほぼ毎日二駅分歩いたりしていた。できる範囲で頑張ってはいたけど、このだる重さだけは改善しなかった。
更年期だし、体重も激増しているし、ストレスフルな環境は変わらない。
なのに、年齢は刻々と過ぎていく。
アラフィフってこういうことよね。。。
と、半ば諦めかけてた時に、
YouTubeでフォローしているスピ系のお姉さまが、お抱えのスポーツトレーナーに勧めて貰ったという、とあるサプリメントに釘付けになった。
|嘘みたいな、朝を迎える
スピ系お姉さまがオススメされたのは、NATURECANさんから発売されている「CBDオイル」というものだった。(写真はCBGという成分も入っている)
この成分は一般的に「ヘンプ」と言われる「麻」植物の天然化合物で、俗にいうあの「大麻草」ではない。
皆んながよく知るあの「ハイになる成分(THC)」は完全除去され、2024年12月から一層厳しくなる大麻取締法改正の基準もクリアし、厚生労働省からも認可されている製品なので誤解なきように願いたい。
▶︎ネイチャーカンさんのHP
▶︎大麻取締法改正に関するお知らせ
アロマオイルのようなボトルの蓋がガラス製のピペットになっていて、ポタポタと自然に垂れるオイルを一滴として、3〜5滴ほど経口摂取する。
苦手な人は飲み物などに入れても良いらしい。
日本では認知度は低いが、欧米では結構人気が広がっているようだ。
スピ系のお姉さまが摂っておられたのは、最高濃度の40%CBDオイル。
仕事の後、精神的にも肉体的にも疲労がかなり溜まるようだったが、これを使うとコテッと朝まで眠れるらしい。
スポーツ選手のような肉体を過酷に使う人にもオススメで、身体の痛みを緩和させてくれる働きもあるようだ。(こちらは特にCBGがパワフルな働きをするみたい)
最初から高濃度を使う勇気がなかったので、10%の低濃度のものから試してみようと思った。
そう思って3ヶ月。(いつまでかかるねん)
迷いに迷って勇気を振り絞って購入したのに、CBDとCBGが5%ずつ入っているもの(合わせて10%)を買ってしまった。
間違って購入したけど、私にとってはこの配分が良かったみたい。
お試し初日は寝る前に3滴ほど摂った。
じんわり舌下から馴染んでいくのは感じたが殆ど味はしない。
いつの間にか、すぅーっと眠りに落ちていた。
スピ系お姉さまの言う通り、あくる朝までぐっすりと眠れた。
記憶殆どなし(笑)
そして驚くことに、あれだけ重だるかった身体が、鉛がスポンと取れたような軽さで起き上がることができたのだ。
こんな朝を迎えるのは遠い記憶で、ほぼ忘れてしまっていた。
まるで嘘みたいな目覚めだった。
|誤解されやすい「麻」という植物
さて、麻と大麻草の違いは何か?
THCという、俗にハイになる成分が0.3%未満を麻(ヘンプ)といい、20%を超えるものを大麻草(大麻)と言うらしい。
・麻の歴史
日本では麻という植物は衣類に使われるだけでなく、1600年ごろから医療にも使われてきた歴史がある。
麻の葉を乾燥・粉状にさせて服用していたようで、鎮静薬・睡眠薬として使われていたらしい。
この辺はなんとなく想像はつく感じだよね。
江戸中期に筑前福岡藩士で、儒学者・本草学者・教育者でもあった、貝原益軒(かいばらえきけん)という人が書かれた「大和本草(やまとほんぞう)」という本の中には、「大麻はマラリアに効く治療薬となる」とまで記録されているそうだ。(本草とは、今でいう「薬学」のこと)
驚くことに、明治時代には「ぜんそくたばこ印度大麻草」という、喘息用の薬が販売されていたらしく、当時の新聞にも大きく取り上げられたそう。
日本が敗戦した後の1948年、アメリカのGHQが敢行した「大麻取締法」を制定したことから、麻の取り扱いが一変し現在まで続いている。
・自分なりの情報ソースを「幾つか」持つ
敗戦後、GHQによって日常生活のあれこれまで統制されてきた日本では、これまで自分たちの「通常だったこと」を取り戻すのは難しい。
医療や健康のことだけでなく、歴史上の出来事や価値観、慣習でさえ書き換えられ、うまく塗り替えられてしまう。
ネットの普及によって情報が溢れかえっている現代では、歴史の真実を知らないで育った私たちが、ダークイメージを払拭させるだけの判断基準を見つけるのも難しい。
人によっていろんな調べ方はあるし、データを集めるやり方も違う。
「何を信用しているか」によって大きく違ってくる。
厚労省やその他の公的研究機関が発表している情報も、鵜呑みにできないことだってある。大々的に発表していないだけで、人々の記憶が薄れた何十年後かに、「あれは違ってました」というような結果をしれっと、ゴールデンタイム外のニュースで流す。
これだけ医療が発展していても「正解に辿り着けない」って、それだけ人間は神秘的な生き物だということでもあるけどね。(人間の心理もまた未知でありますが)
「何から学ぶか?誰から学ぶか?」
以前と違い、今の学び方として、これを基準にしていきたいと思っている。
私は超がつくほど頭の良い人たちの考えていることは分からないけど、それに伴う「行動」をよく見て、「自分の違和感」を大切にしたいと思っている。
これは人を判断する時の基準でもあったりする。
高学歴で、社会的地位も高く、信用もそれなりに築いて来ている人でも、ある時から、口先だけで聞こえのいいことばかり言いだし、実際の行動が真逆な人を信用し続けるだろうか?
ま、それでも失敗したな〜というのが多いけどね。
どんなことでも100%正解はないことだけど、自分が信用するツール(情報や経験)を幾つか持っておかないと、その時の判断基準なんて持てないんだなと思う。でも本当にそれが難しい。
|偏見はいかんぜよ!
いろいろ調べて納得したはずなのに、それでも何だか手をつけてはいけないものを開封するようで、CBD製品が手元に届いた時はかなりドキドキしたなぁ。
身体がしんどいからって、いくらなんでもチャレンジしすぎ?
つくづく自分は日本人(=多数派意見に偏っている?)だなぁ・・・
頭の中ではそんな声が反芻していた。
でも、やっぱり偏見はいかんぜよ。
(怖がってたくせに、どの口が言うねん)
「本当に優れた研究者や製品は、世に広まることは少ない。
そして、間違った見解や誤解を与えることも多い。」
過去にそう強く思った経験があった。
メディカルアロマテラピーをしていた時、日本ではあまり知られていない、体の状態を詳細に測ることができる機器を医療関係者へ推進していたことがあった。
当時、これは日本(特に女性)に画期的なサービスが提供できると確信し、営業活動を活発にしていた時期があったんだけど、根も歯もないことをいろんな人から言われた経験があり、自分が1番痛感していたことだったなと反省した。(大体、こういう嫌なことをあからさまに言ってくる人に限って知識はない)
「本当に良いものは、薬にもなり毒にもなる。」
使い方を間違えるととんでもないことになるという懸念はあるが、それだけ有用な内容を含んでいるということだ。
何も、現代医療が悪いと言っているわけではない。
医学に幅広い視野と適切な知識、適切な療法を偏見なく取り入れてほしいと切に願っているだけ。
こんな日本で私たち一般人が出来ることは少ないけれど、自分自身が偏見を持たず、何が真実なのかを自分で見極め、自分の頭と心で考えることを大切にしていかないとと思う。
医療だけでなくどんな分野であっても、これからますますその視点は必要になってくる。(活動名の”viewtral(視点+ニュートラルな)”は、そういう意味を込めて作りました)
機械や環境は変化していっても、
人間はずっと変わらず同じ心と身体の機能を持ち続けて生きている。
そのことを忘れないでおこう。
Kimi