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【あつ森】クリーム島クリスマス与太話12/16

こんにちは、びゅーんです。

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クリスマスイブが近づいてきますね〜。そういうことで住民の皆にも一足早くクリスマス気分を味わって頂く為に、「かわいいクリスマスツリー」を10個分DIYして作り、皆に配りに回りました。え?素材の無駄遣い?いえいえこれもあつ森の楽しみ方の1つ…だと思いまっせ。因みにツリーをあげた時に住民達からこんなお返しが…

リアーナ→ノルディックなセーター / ラッキー→レトロなコート

ルナ→うでカバーつなぎ / ゆきみ→マウンテンパーカー

ジーニョ→ガウンコート / キザノホマレ→バルマカーンコート

ウズメ→チロリアンなオーバーオール / エクレア→はでなかみかざり

ラムネ→レスリングのユニフォーム / ハムカツ→ブルーラバーのゆか

ハムカツ…お前だけ床…。今の島の住民達とあまりシンクロしてなさげですね〜。がんばれハムカツ、きっといつかクリーム島に馴染むさ。



【前回までのあらすじ】

島民代表、ゆきみ、ウズメ、キザノホマレの4人はクリスマスマーケットの商品の買付の為に1泊2日の買付旅行に行った。同時に旅先で12月に誕生日を迎えるルナのサプライズプレゼントを探す為、ゆきみとウズメは色んなお店を行ったり来たりした後、ようやく納得の行くプレゼントに巡り合うのだった。帰島した島民代表達はいよいよクリスマスマーケットの飾り付けを始める。

12/16 それでも手を差し伸べられるか

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ルナ「見てみて〜!アタイ達が作ったポスターとチラシだよー!アタイの魅力が120%つまってるでしょー、フツーに!」

ラムネ「あのね、WEB作成も気合を入れました。」

島民代表「(ポスターの自己主張が激しすぎる件について)」

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ハムカツ「オイラ達、たんまり素材を集めたぞーー!どもども。」

ジーニョ「いい筋トレになっただにょ!」

島民代表「ありがとう!これだけあればすぐに家具作りに取り掛かれるよ!」

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ゆきみ「早速設営に入れるなのです。」

島民代表「早速DIYしまくって家具を作るよ!ゆきみちゃん、キザノホマレと一緒に作った家具を会場に運んでくれる?」

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キザノホマレ「今持ってきた分は運び終えたね。島民代表さんから追加の家具を受け取りに行こう…おや?あの人、随分ボロボロな格好をしているね。」

ゆきみ「どなたでしょう?この島の方でしょうか。」

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キザノホマレ「そこのご老人。何をしているのかな?じゃない。」

ゆきみ「何か困ったことがありましたらお手伝いしますなのです。」

老人「何?手伝いじゃと?」

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老人「ワシは誰の助けも要らん。それに見ず知らずのジジイに手を貸す必要がどこにあるんじゃ。」

ゆきみ「でも…」

老人「キミ達にはすべきことがあるじゃろ。ほれ、とっとといけぃ。」

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ゆきみ「あんなことを言われてしまいましたが、どうしても気になるなのです。ぼろぼろの姿のまま1人でずっとどうしているんでしょう。」

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ゆきみ「私に何か出来ることはないかしら…そうだ。これとこれを出して…」

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ゆきみ「あの、おじいさん。残り物ですがおすそ分けなのです。」

老人「キミは昼間の…。ワシの話を忘れたのか?」

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ゆきみ「忘れてないです!でも、やっぱりどうしても放っておけなかったと言うか気になったというか…いらぬお節介ですみませんなのです。」

老人「…やれやれ。これでは無下に断れないのぅ。ありがたく頂こう。」

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老人「ほぅ。クリスマスに欲しいものを探しているのかね。」

ゆきみ「はい。色んな方々のお手伝いをしている内に何か思い出したり気づくことがあるんじゃないかと思うなのです。おじいさんの欲しいものはなんですか?」

老人「ワシかい?ワシの欲しいものは簡単に手に入らんよ。人から与えられるものではなく、自分で掴みに行かないと手に入らんのじゃ。分かっていても自分の力だけではどうにも出来ないがのぅ。」

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キザノホマレ「あれ?ゆきみくん、こんな時間にどうしたんだい?それにそこの人は…」

ゆきみ「キザノホマレさん!今お昼に会ったおじいさんとお喋りしているなのです。」

老人「夜が更けてきたのぅ。そこの彼、この子を家まで送ってあげるのじゃ。」

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キザノホマレ「もしかしてあのご老人に食べ物を分けてたのかい?」

ゆきみ「はい。やっぱり放っておけなくて声をかけたんです。」

キザノホマレ「…ゆきみくん。彼を助けるのはこれきりにしておいた方がいい。これじゃ君にばかり負担がかかりすぎる。」

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ゆきみ「そんな!ここで誰かが手を貸さないとおじいさんは困ってしまうなのです。」

キザノホマレ「勿論、ご老人を助けるのは素晴らしいことだよ。でもこれから助け続けることで彼の面倒を一生見ていくっていうのかい?それに彼が本気で生活に困っていると思うなら自分で案内所に相談に行くなどするべきだろう。」

ゆきみ「そ、それは…多分ご自身で出来ないわけがあるかもなのです。」

キザノホマレ「それでもゆきみくん、ボクは賛成しない。中途半端な人助けは時に自分が傷つくどころか相手も傷つけかねないよ。」

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ゆきみ「キザノホマレさんの言うことも分かるなのです…きっと私には責任を負う覚悟がない。でも…それでも私、おじいさんを見捨てることが出来ないなのです。一体どうすればいいんでしょう…。」


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