【あつ森】クリーム島クリスマス与太話12/7
こんにちは、びゅーんです。
クリスマスに向けて色々家具を買い足したり作ったりしている最中です。
まだまだ写真撮影うまくないですが、万人受けしそうな映える景色や笑える瞬間みたいなものじゃなくても自分がいいなと感じた瞬間を撮ることが増えてきました。
では、ここから先はクリーム島クリスマス与太話の続きを書かせて頂きたいと思います。書く回数が増える毎に字数も増えていってる気がしますね〜。読みごたえがあると聞こえはいいかもしれないですが、逆にいうと読むのに疲れる(汗)難しいところです。
12/7 ゆきみの読書日記〜青い鳥〜
ラッキー「よーし、このお題もできたらしいよ。」
ゆきみ「あら、こんにちはラッキーさん。スマホで何をチェックしてるんですか?」
ラッキー「わぁ、ゆきみくんだ。ぼくたぬきマイレージ+のお題に挑戦してるんだー!今イトトンボを捕まえるお題を達成したばかりなんだよ〜。」
ゆきみ「そうなのですか、頑張ってますね!」
ラッキー「まだまだらしいよ。もっともっとマイルを貯めて『マイル旅行券』と交換するんだ。」
ゆきみ「まぁ!ラッキーさん、DALの離島ツアーに興味があるんですか?」
ラッキー「うん。世界のどこかに最初からピカピカに光ってる天然のクリスマスツリーがあるんだって。ぼく、一度でいいから見てみたいんだ〜。」
ゆきみ「天然のクリスマスツリーがあるなんて聞いたことないなのです。本当にあるのでしょうか。」
ゆきみ「うふふ、ツリーの話はともかく。たぬきマイレージ+に挑戦するラッキーさんはとても真剣だったなのです。」
ゆきみ「今日はこの本を読むなのです。とても有名な冒険のお話で『青い鳥』です。」
ある日のこと、チルチルとミチルという仲の良い兄妹の前に魔法使いのおばあさんが現れました。おばあさんは「この家で青い鳥を飼っていないか」と尋ねますが、兄妹が飼っているのは白い鳥です。するとおばあさんは「病気にかかった娘を元気にする為に幸せを呼ぶ青い鳥を探して欲しい」と2人に頼んできました。
チルチルとミチルがおばあさんの頼みを引き受けると、おばあさんは光の精を呼び出し2人の青い鳥探しに同行するよう言いました。光の精は帽子を渡します。その帽子は、くっついているダイヤモンドを回すと色んな国に行くことが出来る魔法の帽子だったのです。
早速チルチルがダイヤモンドを回すと、2人と光の精は思い出の国にやってきました。そこには亡くなってしまったチルチルとミチルのおじいさんとおばあさんがいました。チルチル達はおじいさんとおばあさんが飼っている青い鳥を受け取り、また会いに行く約束をして帽子のダイヤモンドを回しました。
ところが思い出の国を出た途端、青かったはずの鳥の体が黒くなっていました。チルチルとミチルは光の精とはぐれた中、夜の国で青い鳥を探しに行きます。夜の国に青い鳥について尋ねると部屋の鍵束を渡してくれました。怖い思いをしながら鍵のかかった部屋に入ったチルチル達は部屋中を飛び回る無数の青い鳥を見つけてたくさん捕まえました。
チルチルがダイヤモンドを回すと光の精にまた会えましたが、夜の国で捕まえた青い鳥達は全部死んでしまいました。それだけではありません。2人と光の精は森の国に迷いこんでしまい、自分達に敵意を向けた木々や虫、動物達に囲まれていたのです。このままでは危ないと感じたチルチルはすぐに帽子のダイヤモンドを回しました。
チルチル達は時の国にやってきました。そこでは時の番人である老人が青い体の子供達を引き連れていました。チルチル達はその様子を柱の陰に隠れてじっと見つめました。
「明日産まれる予定の子供達はついていきなさい」と言う時の番人の声に従い、青い体の子供達は曙の船に乗りました。子供達を乗せた船はゆっくり動き、綺麗な歌声に乗せられて空高く飛んでいきました。光の精が歌声は子供達のお母さんのものであることを教えると、チルチル達は急にお母さんが恋しくなりました。
曙の船を見送ったすぐ後に青い影に気がついたチルチルは、柱の陰から飛び出し時の番人に見つかってしまいました。チルチルとミチルは時の番人に追いつかれる前に青い鳥を捕まえると帽子のダイヤモンドを回しました。
時の国で捕まえた鳥は気付いたら体が真っ赤になっていました。結局、青い鳥を捕まえられなかったチルチルとミチルは落ち込んでしまいます。光の精は「青い鳥は最初からいなかったかもしれない」と2人を慰めました。そして光の精はチルチルとミチルを元いた家まで案内すると別れを告げ、周りが何も見えなくなるくらい光り輝きました。
チルチルとミチルが目を覚ましたのは自分達の家のベッドの中でした。そこへお母さんが2人を起こしにやってくると嬉しそうに駆け寄りました。チルチルとミチルは今まで青い鳥を探しに長いこと出かけてた話をしていますがお母さんはキョトンとしています。
すると玄関からドアをノックする音が聞こえました。ドアを開けるとそこにはチルチル達が出会った魔法使いにそっくりなお隣のおばあさんと、光の精にそっくりな娘さんがいました。お隣のおばあさんは「娘にお宅の青い鳥を近くで見させて欲しい」とチルチル達に頼みました。
チルチル達はおかしいと思いながら自分達の飼ってる鳥を見せようとしました。すると鳥は白い体ではなく青い体をしていました。まさにチルチル達が今まで探していた青い鳥そのものです。
娘さんが喜んでもっと近くで青い鳥を見ようとした時でした。鳥かごが突然開き、青い鳥は空高く飛んでいってしまいました。しかしチルチル達は悲しみません。何故なら「幸せを呼ぶ青い鳥」はいつも近くにいることを知ったからです。
ゆきみ「幸せは自分のすぐ側にあることを教えてくれるお話なのです。島の皆のところにも自分だけの青い鳥がいたりして…なのです。それにしても私がもしチルチルだったら一体どこの国に行って青い鳥を探すことになるのかしら。」