
【あつ森】クリーム島ハロウィン与太話10/16
こんにちは、びゅーんです。
前回の与太話の会話についての捕捉から。会話中で「キクはあまり見かけない」や「薔薇は大切にしてきた」という内容がありましたが、実はクリーム島では自生しているのはユリの花、離島で摘めるのはチューリップの花なので、キクとバラはいつやってくるか分からない種を購入するしか咲かせる手段がありません。なのでレイジが島に来るようになるまではユリとチューリップ以外のお花はすごく貴重なものでした。
それでは与太話の続きを書かせて頂きたいと思います。ご覧になってくださる方々は引き続き画面を下スクロールしてくださいませ。
↓↓↓
【前回までのあらすじ】
迷子のオバケくんを両親に会わせる為、島をあげてハロウィンのイベントを行うことになった。住民達の家のデコレーションなどハロウィンイベントの準備は順調に進んできている。ある日、増えすぎた花を間引きしたところでオバケくんをビックリさせる為に墓地にお花を植えたいとラッキーから相談を受けた島民代表は、自身の庭で育ててきた貴重な薔薇を何本か墓地に植え替えることにする。
一夜城の如く、ていうか事後承諾とか聞いてない
ルナ「大変たいへーん!聞いてよ〜!今『島対抗演劇コンテスト!優秀作品に賞金100万ベル』のキャンペーンがあって締切まであと2日しかないの!フツーに。」
島民代表「それ、沢山の人達の協力と準備がいるよね。今はハロウィンの準備で手がいっぱいなんだ。今回はスルーしてまた落ち着いた時にやらない?」
ルナ「もう応募しちゃった。」
島民代表「はあ!!!!!?」
ルナ「ということで緊急会議!皆で劇をやることになったよ〜、フツーに。」
ぼくし「何故わたしまで出席させられているんでしょう。」
島民代表「皆、本当に突然の話でごめん。申込んどいて蹴ったら島の印象が悪くなるかもしれないからさ、どうにか形にだけはしようと思うんだ。劇の内容は皆がよく知ってる題材にするつもりだよ。」
ルナ「まだ何も決まって無いけどね〜。あ、勿論主役はアタイだよ!フツーに。」
ゆきみ「皆さんの分かるお話でしたら『白雪姫』はどうでしょう、なのです。」
エクレア「私は『シンデレラ』が頭に浮かびました。ちょうどハロウィンで活躍するカボチャが登場しますので、ララン。」
ゆきみ「ハ…!それもそうですね。でもどっちのお話も素敵なので迷ってしまいます。」
ルナ「迷っちゃうならどっちもやっちゃえばいいんだよ〜!フツーに。」
キザノホマレ「白雪姫にもシンデレラにも王子様が必要だ。ならばボクが王子役を引き受けようじゃないか、じゃない。」
ルナ「アタイ、王子様役は意外性を突いてオバケちゃんにやって貰いたいな〜、フツーに。」
島民代表「変化球すぎでしょそれ!?それに私達にはオバケくんの声が聞こえないんだよ?」
ラッキー「あ、それならボクが代わりにオバケくんのセリフを言うのかな?らしいよ。」
ルナ「そーいうことで劇の内容は『白雪姫』と『シンデレラ』にけってーい!明日ビデオを撮るよ〜フツーに。」
ウズメ「ウフフ、劇なんて初めてだからなんだかドキドキするわ、アイヤ。」
島民代表「(大丈夫かなー…)」
リサ「もしもしリサです。まぁ!久しぶりね、6月以来かしら。演劇に使える家具?そうね、在庫の中からカーくんが作ってくれた家具を探してみようかしら。パニエルさんの島に送ればいいのね。分かったわ、使えそうな家具が用意出来たら手配しておくわね。」
島民代表「あさみさん、きぬよさん。仮装用の衣装でお忙しい時にすみません!!そんなこんなで劇の為の衣装を用意したいんです!」
あさみ「構いまへんよ。仮装用の衣装はもうだいたい終わってますから。」
きぬよ「既存の衣装で良ければどんどんレンタルしてってね!」
ゆきみ「私達で劇の脚本を作りましょう。どんなお話にしようかな、なのです。」
エクレア「ハッピーエンドでしょうか、それともバッドエンドにしますか?考えるだけで徹夜になりそうですね、ララン。」
ラッキー「オバケくん、王子様役に大抜擢されたんだよ。すご〜い!らしいよ。」
島民代表「あの、本当に大丈夫でしょうか。」
ぼくし「突然の話でオバケくんも困惑しているみたいですね。何かあるといけませんから明日は私も撮影についていきますよ。」
島民代表「パニーさんすみません!スタジオ貸してくださりありがとうございます!」
パニエル「ああ、気にしなくていいよ。存分に使ってくれ。」
ぼくし「ゆきみさんとエクレアさんが来られないのは残念ですね。」
島民代表「2人とも徹夜で考えて脚本を書いてくれていましたから。今日は休ませてあげましょう。ルナ、準備出来たよ。」
ルナ「オッケー!それじゃあ、アタイと島の皆によるオンリーワンの演劇、始めるよ〜!!」
(続)