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【あつ森】クリーム島クリスマス与太話12/2
こんにちは、びゅーんです。
びゅーんのいる地域も朝方と夜はかなり冷え込むようになりました。そろそろ暖房つけようかしら、おお寒…
12月から釣れるワカサギを博物館に寄贈したら…サカナコレクションが完成しました!真っ当に1匹も逃さず全種類の魚を釣り上げていたら『きんのつりざおのレシピ』が贈呈されるでしょうが…びゅーんはデメニギスとエンドリケリーとイトウを釣っていないので金の釣竿は当分貰えそうにないです。
さて、ここから先は『クリーム島クリスマス与太話』の続きになります。ご覧くださる方々は引き続き画面をスクロールしてくださいませ。
12/2 ゆきみの読書日記〜くるみわり人形〜
ゆきみ「家事が思ったより早く終わったので散歩に行くなのです。…あら?なんでしょう。ラムネさん窓の隙間から音楽がちょっとだけ聴こえますね。」
ラムネ「♪〜、♪、♩〜(レコーダーの音楽に合わせて鼻歌を歌っている)」
ゆきみ「こんにちは、ラムネさん。お邪魔でしたかなのです。」
ラムネ「まぁ、ゆきみさん!あのね、ちょうどこれからお茶しようと思ってたんです。一緒にどうですか?」
ゆきみ「今かかっている音楽は組曲で『くるみ割り人形』ですよね。」
ラムネ「はい。クリスマスが近づくと聴きたくなるんです。」
ゆきみ「ラムネさんは『くるみ割り人形』でどの曲が好きですか?」
ラムネ「あのね。特に行進曲とロシアの踊り、花のワルツが気に入っているんです。でもどの曲も味わい深くて聴き入ってしまう曲ばかりですよ。CDを貸しますので聴いてみてください。」
ゆきみ「ラムネさんとお喋りしたことを思い出したら読みたくなってきたのです。えーっと、『くるみ割人形』の本は…あ、ありました!折角ですからラムネさんから借りたCDを流してみようかしら。」
クリスマスの日…クララという女の子はドロッセルマイヤーと名乗る老人からくるみ割人形を与えられました。
その夜、寝つけないクララがクリスマスツリーが置かれている居間に行くと、自分の身体が小さくなってしまいました。クララがネズミ軍団に襲われそうになった時、くるみ割人形が指揮する兵隊達がやってきてネズミ軍団と戦いになりました。クララは兵隊達を応援する為にネズミ達に向かってスリッパを投げつけ、ネズミ軍団を撃退しました。
するとくるみ割り人形はハンサムな王子に姿を変えました。王子は自分を応援してくれたクララをお菓子の国へ連れて行き、お礼に様々なお菓子の妖精達によるダンスを見せました。
ゆきみ「そして居間で目を覚ましたクララはくるみ割り人形をより大事にするようにしましたとさ…」
ゆきみ「そういえば、クララはどうしてあのくるみ割り人形を一目で気に入ったのでしょうか。くるみの殻ように無骨で固い人形の中に素敵な王子様がいたことに気付いたのか、それともクララ自身が与えられたものを素直に喜べる優しい子だったのか。どちらにせよその人形を大事にしようとしたからお菓子の国の素敵な夢を見れたんでしょうね…。」
(続)
★補足★
チャイコフスキー作のバレエ組曲「くるみ割り人形」は1曲1曲の知名度が高いので具体的なタイトルを知らなくても「あれ?どこかできいたことがあるぞ。」と思う曲が沢山あると思います。組曲全部を聴こうとすると1時間超になってしまうので、ここでは特に知名度の高い(行進曲・金平糖の踊り・ロシアの踊り・花のワルツ)を抜粋したものをご紹介します。