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ベトナム語が上達しない人にありがちな3つの「足りない」こと

ベトナム語学習者が上達しない背景には、根本的な3つの「足りない」要因が存在しています。今回はその具体的な理由と、改善に向けたヒントをお伝えします。

① 必要緊急性が足りない

大半の日本人にとってベトナム語は必須ではなく、習得意欲の湧きにくい言語です。日本に住んでいる人はもちろん、ベトナムに住んでいる人でさえも、英語や日本語だけで普通に生活できてしまい、「ベトナム語ができなくても困らない」と思ってしまう環境があるからです。

実際、ハノイやホーチミンのような大都市では日本人向けのサービスも充実しており、ベトナムに住んでいてもベトナム語の必要性をあまり感じないのかもしれません。いざという時には翻訳アプリを使えばしのげるというのもあるでしょう。

また、ベトナムでの日本人の仕事ではベトナム人通訳などがいて、英語や日本語が話せるスタッフに依存することが多くなるため、ベトナム語を使う機会が極めて少なくなります。

こうした状況では「今すぐベトナム語を習得しなければならない」という強い緊急性が生まれにくいため、自然と学習へのモチベーションも低下してしまいます。

一方で、「ベトナム語ができないと生活に支障が出る」という環境に身を置いている日本人もいます。例えば、JICAの「青年海外協力隊」の隊員は、国際協力という仕事の性質上、ベトナムの地方の田舎などに派遣され、日本語が全く通じない環境で生活することが多いです。

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