ベトナム語の文章構築力とは何か?
ベトナム語の文法力は、端的に表現すれば「単語力」と「文章構築力」の組み合わせといえます。
これは、ベトナム語が「孤立語」であるため、語の形が一切変化せず、品詞や格、活用といった文法的機能は主に単語(機能語)と文中の語順や構文によって表現されるからです。
したがって、語を適切に並べ、文を構築するためのフレームを覚え、それをひとまとまりのブロックとして認識・処理する能力が、ベトナム語の文章構築力の核となります。
今回はこの文章構築力を以下の3つの要素に分けて考えてみましょう。
① 語順力
語順力とは、語をどのように並べるかを正確に決定する能力を指します。語レベルでの小さな単位における並び替えや、その背後にあるルールを理解し適用することが求められます。
これらの語順のルールは市販の参考書などでも学べる基本的な内容でもあり、初学者が文章構築力を身につけるための最初のスキルと言えるでしょう。
② 構文(フレーム)力
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