ベトナム語の標準的な発音について、興味深い記事があったので、補足を交えながら紹介します。以下に原文のベトナム語とその日本語訳を示し、→で私の見解や補足を付け加えています。
タイトル
記事内容
→ 確かに、北部、中部、南部問わず、ほとんどのベトナム人は「北部弁が標準語、または標準的である」と信じています。しかし、これは以前の「ベトナム語の北部弁は標準語ではない!?」の記事でも触れたように、北部弁が標準語だというのは、多くの人が抱いている誤解、いわば集団幻想に過ぎません。
また、最近ではVTVなどの国営全国放送でも南部弁を話すアナウンサーが登場しており、言葉の多様性が尊重されるようになっています。
→ これはつまり、「正書法発音(一つのつづりには一つの音しか当てないという原則に基づいた発音整理法)」に従って、明確に発音を区別し、それが標準的かどうかを判断する必要があるということです。