日越の「ピジン言語」とは?

ピジン言語とは、異なる言語背景を持つ人々が交流する際に自然に生まれる、簡素化されたコミュニケーション言語です。簡単に言うと、2ヶ国語以上がミックスされた、その時の状況でしか通用しない言語のことです。

例えば日本人観光客がベトナムの市場で買物をする時、日本人はカタコトの英語や、会話集にあるカタカナベトナム語を使ってコミュニケーションをとろうとします。

「カイナイ、how much?」や、「No no ね」のようについ日頃のクセで日本語も出てしまうかもしれません。買物や値段交渉に必死なため、発音や文法などは気にしていられません。

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