[発音ピンポイント講座] 母音と「ん」系末子音(-m, -n, -ng, -nh)の長さの関係について
母音の長短と、「ん」系末子音(-m, -n, -ng, -nh)の長さの関係について解説します。
まず基本として、ベトナム語の短母音は ă と â の2種類があります。ă は口を大きく開ける「a」の短母音で、â は口を半開きにする「ơ」の短母音です。それぞれ長母音と対で覚えておきましょう。
また、長母音 a や ơ は単独で発音できますが、短母音 ă と â は単独では発音できません(スペルを口頭で伝える際には ă は á、â は ớ のように上がる声調をつけて発音します)。
つまり短母音は必ず末子音と組み合わせて発音されるため、単語として成立するには末子音が不可欠です。そのため、短母音を練習する際は必ず末子音も含めて発音確認することが重要です。
母音と末子音の長さの関係
たとえば an と ăn の発音を比べると、"a"は長く、"ă"は短く発音される点は比較的理解しやすいですが、もう1つ重要なポイントとして、母音の後ろに「ん」系末子音(-m, -n, -ng, -nh)が続く場合は、その長さも母音の長短に影響されるという点があります。
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