なぜベトナム人の会話はけんかしているように聞こえるのか
ベトナム語を知らない日本人から「ベトナム人同士の会話はケンカしているように聞こえる」「うるさくて不快に感じる」などの感想を時々聞かれます。
これは単なる個人の感覚の問題のように見えますが、そう感じてしまうちゃんとした理由があります。
それは日本語の感情が高まった時のイントネーションとベトナム語の声調が関係しています。
まず日本語は高低アクセントでできており、標準語とされる東京アクセントでは他の地方のアクセントと比べて高低の起伏が少ないとされています。
現代では特にアクセントの平板化(アクセントの高低となるところがない)が進んでおり、文全体のイントネーションも起伏がないものが多くなっています。
要するに現代日本語は言葉の音の上げ下げの起伏が少なく、平坦になっているということです。
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