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トマトのベトナム人観光論② ~ベトナム人に人気のある観光地の例~

前回の「トマトのベトナム人観光論 ~ベトナム人の観光スタイルはたった2つの単語で言い表せる!?~」の記事で、ベトナム人に人気の観光地とは「のんびり(nghỉ dưỡng)できて、きれいな写真が撮れる(sống ảoできる)場所」であると言いました。

ベトナム人のnghỉ dưỡng(休養重視)とsống ảo(SNS映え重視)の需要に見事に答え、うまくブランド化した観光地の例が中国国境近くの山岳地帯にある「サパ(Sapa)」です。

サパはハノイから北西に300km離れており、バスで7時間もかかるような遠い場所にあるにも関わらず、nghỉ dưỡngとsống ảoの要素を兼ね備えた、ベトナムでも有数の人気観光地です。

サパはフランス植民地時代のフランス人の保養地として開拓されたのがきっかけで発展した街であり、ベトナム人の頭の中にはサパ=リゾート地というイメージが刷り込まれています。中南部でサパのような涼しい場所はほとんどないので、避暑地としてnghỉ dưỡngするにはピッタリです。

そしてサパにはベトナム人がsống ảoできるスポットがたくさんあります。

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