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例外的な珍しい綴りの発音方法 5種類
ベトナム語は単語の発音と文字(スペル)を対応させる「語音一致」が非常に重要です。語音一致してないと相手に伝わる発音にならないからです。逆にいうと語音一致ができていれば、どんな単語であっても基本的に正しい発音をすることができます。
しかし、ベトナム語には表記や発音のルールから少しズレた単語もごく一部存在します。今回は日常生活でよく使う例外的な表記と発音をする単語を紹介します。
xoong / soóc
xoongは「シチュー鍋」、soócはquần soócの形で用いて「半ズボン」という意味の単語です。ooと母音が2連続続くのはベトナム語表記のルールから外れています。ではどのように発音すればいいのでしょうか。
これらの単語の「oo」の部分は通常の「o」よりもやや長く発音します。つまりsoócやxoongは一文字のsóc(リス)やxong(終わる)よりもoの部分を長めに伸ばして発音するということです。単語単体の聞き取りだけでは区別しにくいですが、quần soócやcái xoongなど類別詞をつけることで区別することもできます。
ちなみにooのように連続して表記されるのは外来語由来だからです。soócは英語のshortから、xoongはフランス語のcasseroleからきています。
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