祈りと願い
祈りたくなる時もある。
自らの力ではどうにもならない時に、
それでも何かを成し遂げたいなら、誰かを救いたいなら、大切な人に生きていて欲しいなら。
祈るしかない。
でも、祈りが届かないときもある。
時に人生は残酷で受け入れ難いことも起きてしまう。
そんな時、何にすがればいいのか。
快楽に溺れてしまうか、人生を捨ててしまうか、神に救いを求めるのか...。
それは人それぞれの選択があるだろう。
だが、何をなすかで大きく変わる。
快楽に溺れるなら、堕落が待ち受ける。
人生を捨ててしまうなら、絶望が。
神に救いを求めるなら自らの力で困難を切り開く力を奪われる。
受け入れ難いことが起きてしまった時。
それでも前を向き、毅然とし、哀しみを心にしまい込み、自分のできることを懸命に生きる。
そうすれば、あなたの大切な人達は必ずあなたを見ている。
そして、あなたの心にしまった哀しみを癒し、懸命に生きようとするあなたを励まし、力となってくれる。
大切な人達の温かい心が、やがてあなたの心を温め、哀しみをゆっくりと取り除いてくれる。
そして、あなたは以前よりも強くなり、困難に立ち向かい、道を切り開く力を得る。
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