「ローマの休日」レビュー
ローマの休日
制昨年 1953年
監督 ウィリアム・ワイラー
レビュー者名 春名聡志(現代社会学部)
ジャンル ロマンス/コメディ
選択理由
現代の映画しか見てこなかったので、昔の映画を見ることで幅を広げ、映画そのものの良さを知ろうと思ったから。
レビュー
過密なスケジュールに耐えられなくなり夜のローマの町へ逃げ出した某国の王女と、その素性を知らず王女を自宅に泊めることになった新聞記者との一日限りの切なくも甘いラブストーリーです。身分から解放され様々なことを楽しむ王女とそれに振り回される新聞記者、違いすぎる二人の身分から叶わないとわかっていても徐々に惹かれあっていく二人の様子が、少ないセリフからも表情や行動から確実に伝わってきて感動しました。
この映画の一番の魅力は何といっても王女役を演じるオードリー・ヘプバーンの美しさにあると思います。現代でもなお語り継がれる彼女の美貌とローマの美しい風景がモノクロ映画とは思えないほどきれいでした。
約70年前に作られた映画でモノクロということもあり最初は見ることに少し抵抗があるかもしれませんが、美しく色褪せない映画となっているのでぜひご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?