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【日常生活】インスタントフォーを食べてみた!

ベトナムバイク旅25日目を更新しました!
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皆さん、こんにちは!
今回はインスタントフォーを実際に食べてみました!


◇フォーとは

フォーは、米粉で作られた平たい麺と、
牛骨や鶏をじっくり煮込んで作るスープ に、
通常は牛肉や鶏肉をトッピングして食べます。
更にに、パクチーなどの香草を加えます。
地域によって味付けや具材に違いがあります。

◇「フォー」の起源と発展

・フランスの影響説:
 フランスの植民地時代に、
 フランス料理の「ポトフ(pot-au-feu)」がベトナムに伝わり、
 これがフォーの起源となったとする説です。
 「フォー」という名称も、フランス語の「feu(火)」に由来する
 可能性が指摘されています

・中国の影響説:
 中国南部からの移民が持ち込んだ米粉の麺料理が、
 フォーの原型になったとする説です。
 特に、広東省の「牛肉粉(牛肉+ビーフン)」が起源と考えられています。 

・ベトナム独自の発展説:
 ベトナム北部のハノイやナムディンで、
 19世紀末から20世紀初頭にかけて、
 地元の人々が水牛肉の煮込み料理と米粉の麺を組み合わせて
 フォーを生み出したとする説です。

⭐︎中国の米粉麺(河粉など)の影響を受けつつ、
 フランス植民地時代に牛肉を使う食文化が浸透したことで、
 現在のフォーの形になったと言われています。

◇本場

フォーはベトナムの伝統的な料理で、
特に北部が本場として知られています。

これはスープの味だけでなく、
麺の食感にも関係していて、スープが美味しくても
麺の食感がしっかりしていないと、
全体のバランスが崩れてしまうこともあります。

南部でもフォーは食べられますが、
フーティウやブンの方が一般的に好まれる傾向があり、
南部のフォーは甘めの味付けが多いとされています。

サイゴンでフォーを食べるなら、
北部出身の店主が作るフォーのほうが、
本場の味に近く感じることが多いです。

◇作っていく!

⭐︎買い出し

「デー・ニャット」シリーズは、
エースコックが手がけるインスタントフォーで、
本格的な味わいを手軽に楽しめます。

「デー・ニャット」を直訳すると
「第一の」「最高の」という意味になり、
「最上級のフォー」というコンセプトを表しています。

エースコックには、ベトナムとミャンマーに海外子会社があります。
日本発の即席麺メーカーであり、
特にベトナム市場で大きな成功を収めています。

ベトナムのインスタントラーメン市場で約40%のシェアを誇り、
業界トップの地位を維持しています。
主力ブランドの「ハオハオ」は特に人気が高く、
ベトナム国内で広く親しまれています。

やはり、フォーといえば牛肉がよく使われますね。
また、鶏肉のフォーも人気があります。

エースコックは、日本で、
1948年にパンの製造からスタートし、
1954年にビスケット、
そして1959年にインスタントラーメンの製造を開始しました。

同社が大きく成長するきっかけとなったのは、
ビフォンとの合弁会社を通じたベトナム市場への参入です。
1995年に1本の生産ラインから事業を開始し、
徐々に拡大していきました。

2004年には、現地法人「ビフォン・エースコック社」が
「エースコックベトナム社」に改称し、
ベトナム市場での存在感を強めました。

ベトナムでの企業スローガンは「Cook happiness」、
日本での企業スローガンは
「Cook happiness おいしい しあわせ つくりたい」です。

⭐︎調理

今回は牛肉のフォー(フォー・ボー)を作ります。
袋の中には麺と調味料だけが入っており、
具材は入っていないので、自分で用意します。

エースコックベトナムは1993年に設立され、
当初は「ビフォン・エースコック合弁会社」としてスタートしました。
この合弁会社は、日本のエースコック株式会社(出資比率60%)と、
当時、ベトナム工業省傘下の国有企業であったビフォン
(ベトナム食品工業会社、出資比率40%)の協力によって誕生しました。

しかし、約10年後の2003年ごろ、ビフォンは出資を引き揚げ、
エースコックが経営の主導権を握ることになりました。
この時、すでに「ハオハオ」という即席麺ブランドが誕生して
2年が経過し、ベトナム市場で大ヒットしていました。

お昼にバーベキューをしたので、
夜は残った豚つくねを焼きます。

2004年には、ビフォン・エースコックが
タンビン工業団地に工場を移転し、
社名を「エースコックベトナム有限責任会社」に変更。
(CTTNHHは株式を公開せず、出資者が限られている会社形態)
その後、2008年に「エースコックベトナム株式会社」へと改称しました。
(CTCPは、株式を発行し、多くの株主が出資できる会社形態)
(ベトナムでは株式会社という形態の企業でも、
 上場していない非公開企業(未上場企業)のケースが多くあります。)

豚の角煮の卵もあったので、
さっきの豚ミンチと一緒にフォーに入れます。

エースコックベトナムの資本金は約2,980億ドン(約18億円)で、
2020年時点の株式保有比率は以下の通りです。
FDI企業(外国直接投資企業)ですが、
100%外資ではなく、一部ベトナム人株主もいます。
・日本のエースコック株式会社:約57%(1,690億ドン分)を保有
・オランダのMarubeni Foods Investment Asia:
 約18%(545.9億ドン分)を保有
・ベトナム人経営者 ホアン・カオ・チー氏:約25%を保有

お湯を入れて完成です。
スープの出汁の風味がしっかりでています。
スープを一口飲んでみると、
牛骨のコクがしっかりあり、
ほんのり甘みも感じられる。

ホアン・カオ・チー氏(1962年生まれ)は、ハノイ工科大学を卒業後、
1987年にヴィフォンへ入社し、エンジニアとして勤務。
1993年にエースコックとの合弁会社が設立されると、
副社長に就任しました。それ以来、長年にわたり
エースコックベトナムの経営に深く関わり、事業の発展を支えてきました。

インスタントとは思えないほど、
麺は、滑らかでツルツルした食感です。
スープとよく合います。

チー氏は、エースコックベトナムを支える重要な人物であり、
即席麺業界のリーダーにとどまらず、不動産事業にも進出しています。

彼は2002年9月にブルーシーグループを設立し、
様々なな不動産資産を所有しています。
同グループは、取締役のホアン・カオ・チー氏と、
取締役会長のグエン・ティ・スアン・トゥイ氏(1966年生、チー氏の妻)
によって率いられています。

☆ハオハオ

ベトナムで有名なインスタント麺「ハオハオ」です。
旧正月前には、通常より30%増量された
ビッグサイズも販売されていました。

この企業(ブルーシーグループ)は家族経営の色が強く、
その特徴は株主構成にも反映されています。
2002年に設立されており、不動産分野への転換が
比較的早い段階から準備されていたことを示しています。

⭐︎インスタント麺

韓国風のインスタント麺も食べてみました。
キムチ味と辛い牛肉味の2種類があります。

お湯を注ぐタイプではなく、
鍋で麺を茹でるタイプだったので作ってみました。

正直なところ、フォーを食べた後だと、
少し優しい味のスープが恋しくなります。

不動産分野では、ブルーシーグループは、
ホーチャム(バリア・ブンタウ省)、フーコック(キエンザン省)、
ニョンチャック(ドンナイ省)、ホーチミン市の4つの主要地域で
不動産プロジェクトの開発に投資していると発表しています。

◇感想

昔のインスタントフォーはイマイチな印象でしたが、
「デー・ニャット」フォーは、
本格的で驚くほどおいしいです!

ツルツルの麺と香り高いスープが絶品で、
お店の味にかなり近く、
手軽に楽しめるのでハマっています。

◇まとめ

インスタントフォーについて書いてみました。

フォーは朝食や昼食として広く食べられており、
手軽に楽しめるベトナム料理のひとつ です。

世界的にも人気が高く、
ベトナム料理を代表する一品として
広く知られています。

「デー・ニャット」シリーズのフォーは、
日本では正式には販売されていませんが、
エースコック株式会社から発売されている
“ハノイのおもてなし”シリーズには
インスタントフォーがラインナップされていますので、
そちらを試してみるのも面白いかもしれません。

ベトナム料理店やスーパーでも
フォーをよく見かけるので、
機会があればぜひ試してみてくださいね!


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!



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