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「メリークリスマス」の言葉が苦い経験に

日本は欧米のものをいろいろ取り入れています。

10月ともなれば、ハロウィーンが一体何なのかわからなくても、ハロウィーンムードが溢れてきます。

キリスト教となんの関係もなくても、12月にもなればクリスマスムードでウキウキ(^-^)

楽しいことはいいですよね。

猫も杓子も、「メリークリスマス!」と言っても、誰にも怒られないであろうのは、日本人の良さでもあるかしら。

ん?? 誰か怒ります??

昔。ドイツで語学学校に通っていた時。
そこには年齢もですが、様々な人種の生徒が集まっていました。

ドイツは、カトリックとプロテスタントや他にも教派がありますが、キリスト教です。

12月にもなればクリスマスマーケット市が、あちこちで見られます。見ているだけでも楽しいものでした。ウキウキ。(^-^)

クリスマスカードも、可愛いものがいっぱい。

ドイツから日本の友人へ、「メリークリスマス!」と、カードを送っていました。

同時に、冬休みに入った語学学校の友達たちにも、
「Frohe Weihnachten!フローへ ヴァイナクテン!」
(メリークリスマス)と書いたカードを送りました。

あちらでは、年賀状というものがないので、クリスマスカードが、新年に向けての挨拶にもなります。

すると、その中で、それまで親しく話していた一人の女性が、新学期が始まって顔を合わせると、冷たくなっていたのです。
いえ、話すことはもちろん、こっちを向いてもくれない。顔も合わせてくれません。

” なに? なに? 私、なんか悪いことしたのかしら? ” と、悩みました。私自身、なんの心当たりもない…。

…いや、あった。
あったのです。やらかしたようです。(゚∀゚)

「メリークリスマス!」と書いたカードを送った女性は、ユダヤ教。

これはもうね、私の無知の何ものでもない。

日本で、例えば、家の宗派が浄土宗の人に、「メリークリスマス」と言って、起こる人っていないんじゃないかしら…。
いたらごめんなさい。

でも、ほとんどの日本人は、こうしたことには寛容ですよね!?

外国では、そうはいかない。私のまったくの大失態でした。

例えばイスラム教。クリスマスなんて関係ないと思いがち。イスラムの生徒もたくさんいました。冬休みに入る前に、「メリークリスマス」と言ってくる人たちがいました。彼等もクリスマスとして楽しむようです。

これは、イスラム教が、全部ではないにしてもイエスキリストを受け入れている部分があるからです。

それをいいことに、ユダヤ教を一緒に捉えてしまうと、私のような大失態を犯すのです。
というか、完全に私が勝手に、彼女をイスラムだと思い込んでいたのでした。

ユダヤ教は、イエスキリストを拒絶しています。クリスマスを楽しむ、ましてやお祝いなんてとんでもないんですね。
(この辺は、その事件があってからお勉強しました)

その女生とは、それっきりこれっきりでした。もう二度と受け入れてもらえませんでした。

とっても苦いけれど、こうしたこともすべて経験です。
こうして人は、育てられていくのですね。


例年だと、早いところでは11月も半ば頃から、街にはクリスマスのイルミネーションが飾られてくるでしょう。

あちこちの木々が伐採されている今では、どうなるのかしら。

日本ではクリスマスが楽しめるのだから、楽しんじゃいましょ。( ◠‿◠ )

大好きな人・大切な人へのクリスマスプレゼントを考えるのも楽しみの一つじゃないですか。

いろいろと健康が脅かされている今だから、今年は健康グッズを考えてみてはいかがでしょうか。

パセリの選りすぐりのものを集めてみました。

/ 大切な人の健康と笑顔のために \


誰一人も漏れず、ずっといつも
からだもこころも晴れのち晴れでありますように(^o^)



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