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日本で公開してほしいフランス映画①「L'amour ouf 」・フランスのニュースから
日本で是非公開してほしいと思った映画に少し前に出会いました。
タイトルは「L’amour ouf 」
2024年のカンヌ映画祭での上映後、17分間拍手喝采が鳴りやまず
この映画が以下に人々の心を震わせたかを感じます。
このスタンディングオベーションはこの15年で一番長かったそうです。
暴力的なシーンがある映画は苦手なのですが、カンヌ映画祭での評判や
フランスで公開されると映画の監督や俳優のトークをSNSで聞いてとても
観たくなりました。
映画の予告編でもトーク番組を聞いても、映画の結末はわからないのですが、この映画の監督ジル・ルルーシュを俳優全員が尊敬し、信頼し、惚れ込み、彼の為に強い団結が生れ、撮影中は楽しくて仕方なかった、映画が終わった時は淋しくてたまらなかったということにも惹かれました。
80年代のフランス北部が舞台で、思春期に恋人同士だった二人が、ある事情で離ればなれになってしまい、再び再会したときには女性はすでに結婚していて・・・と書くとありふれたストーリーになってしまいますが、主人公二人の愛、主人公の親の愛が監督の手腕で繊細に、時には強烈に盛り込まれているようです。
思春期と大人になってからの主人公男女をそれぞれ演じている、4人の俳優のインタビューも本音で率直に語っていてとても興味深かったです。
大人になってからの女性の主人公を演じているアデル・エグザルコプロスは
カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「アデル、ブルーは熱い色」で主人公の一人、高校生を19歳で演じています。
映画がの魅力が垣間見れるインタビューやカンヌ映画祭の様子をよかったらご覧になってください。
L'amour は「愛」、Ouf は、「やれや!、ふう!」という意味です。
フランス語のタイトル「L’amour ouf 」が何を意味するのか
映画を観ないとわからないようです。
日本で公開になるよう願っていますが、公開されるされる時には日本語のタイトルがどんな風になるのかも楽しみです。
カンヌ映画祭でのインタビュー
(12分から始まります)
監督と、主人公を演じた俳優が出演したトーク番組
カンヌ映画祭の上映後の止まらないスタンディングオベーション