クイーンとタピオカと長嶋一茂を読み解く話
お久しぶりです。カナイです。
マユスガも書いてましたけど、伝説のバンド、クイーンの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観てきました。(以下ネタバレはありません)
平日昼間だったんですが、若い方から中高年まで、結構多くのお客さんが入っていたのがびっくりでした。
自分はクイーンのファン!とかではなく、ネットや周囲の口コミで盛り上がっているのを聞いて行ったという感じです。
もちろん曲は知ってるんですけど、歌詞の意味までは知らなかったし、クイーンやフレディについても「たしか〇〇だったような」みたいな知識しかなくて、このへんはあえて確認せず、新鮮な気持ちで観ることができましたね。
クイーンも第三次ブーム到来!なんて言われています。
こういう(仕事柄あえて今風に言うと)昔バズったやつが再びバズる!みたいなのて、どういうことかをちょっと考えてみたんですね。
例えば、10代の間ではいまタピオカがまたブームになっているんです。
自分が大学生のころにも結構ブームになってて、なんで今更またと思ってしまいます。
あと「平成最後」や「安室奈美恵の引退」ということで、平成を振り返るコンテンツも多かったですね。
あとテレビでも、最近この方がよく出ています。
プロ野球の「ミスター」長嶋茂雄氏の二世で、
元プロ野球選手、現在はタレントの長嶋一茂。
その、お坊っちゃまなんだけどズバッと言いたいことをいうキャラクター性が急に再注目され出し、今年一気にテレビ出演が増えています。
出典:http://yorozu-do.com/talentranking2016-2/
理由をいろいろと考えてみると、
「なんとなく知ってるけど詳しくは知らない」
「露出の波が一周した」
というところなんでしょうか。
そもそも一定の実績やポテンシャルがあるということもあるけれども、こういう古典的な存在になって、それが若い人には新鮮、その親世代には懐かしいということで話題になる。
でも、急に誰かがその良さに気づいてネットや業界内でわーっと広がるっていう現象は、本当に読めないことです。
時代背景を先読みして、なんとなく求められるものを見極める力も必要かもしれませんね。だからインスタ映えするタピオカがブームになったかもしれないし、最近ネット界隈でよく使われる「エンパワーメント」というキーワードに、クイーンの世界観がマッチしているのかもしれませんし。
長嶋一茂は…うーん…生意気な毒舌を吐くタレントが飽きられて、ちょっとマイルドさを求めているんですかね…。
ちなみに来年2019年は…
・新元号制定
・東京オリンピックまであと1年(大河ドラマもオリンピックがテーマ)
・ゲームボーイ発売30周年
・カルピス発売100周年
・人類初の月面着陸から50周年
・CHAGE and ASKAデビュー40周年
・アニメサザエさん放送開始50周年
などなど
チャゲアスブーム(再始動?)が来るかもですね…!
ではまた。