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【サッカースクール】幼児クラスの練習の流れ
こんにちは!未経験から約2年で生徒100人超えのスクールを運営しているvidaplenaです。自分たちのスクールも運営しながら集客やサッカースクール立ち上げのコンサルティングを行っています。
最近の天気は不安定ですね、、暑くなったかと思えば寒くなったり、、雨が降る日が多かったり。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもありますよね。スクールでも「今日は暑いから水分をしっかり取ろうね!」と伝えた翌週には手袋をつけている生徒がいたりと、日々目まぐるしく状況が変わっていきます。体調管理には十分気を付けていきましょう!
今回は幼児クラスの練習メニューの組み方についてです。ご質問を頂く機会があったのでもう少し深堀りして紹介しようと思い記事にすることにしました。僕たちは現在、小学生と幼児を別々のクラスに分けています。小学生とは違い集中力がより切れやすいのが幼児です。子ども達が目の前の練習に集中できるような環境を用意してあげるのも指導者の役割の一つだと思います。
普段の大まかな流れからおすすめの練習メニューまで紹介します。
それぞれ子ども達に伝えるコツも同時にまとめているので最後まで見て下さい!!
01 全体の流れとそれぞれの狙い
大まかな流れを説明すると、、
ウォーミングアップ(体と心を温めて怪我の予防)
ボールコントロール(個人のスキルアップ)
テーマ別のメニュー(パス、ドリブル、ターン等)
試合(練習で使ったことを意識してもらう)
のような流れです。スクールでも公式戦に出るチームでも試合のための練習という流れは同じだと思います。練習で怪我をしていては試合にも出られませんよね。ここも同じ。子どもと一緒に遊ぶだけであれば近所のお兄さんで事足ります。楽しんでもらうことはもちろん大切ですが、しっかりと狙いを持った指導をしていきましょう。
02 ウォーミングアップ
急に対人系のメニューなどをすると怪我のリスクが高いですよね。最初に簡単な運動で体と心をを温めます。ウォーミングアップでおすすめなのがおにごっこです。コーン等でグリットを作ってその中で行います。
ボールを持った人が鬼でタッチしたら交代の通常のおにごっこ
ボールを投げて当たった人が交代していくおにごっこ
氷おに
手繋ぎおにごっこ
ざっと上げただけでもこれだけバリエーションがあります。行うときの人数と学年によってグリットの大きさや鬼の人数を変えていきましょう。
03 ボールコントロール
ウォーミングアップが終わったらボールを使ったメニューに移ります。
リフティング
グリット内でドリブルをして合図をしたらストップ(足裏・膝・踵・つま先など。)
2人組になって対面パス
あまり複雑ではないメニューを選びましょう。リフティングは〇〇ができた人は△△のように習熟度別にメニューを作りやすいです。
04 その日のテーマに合わせた練習メニュー
今日はドリブルの日、今日はパスの日等テーマを決めるとその日のメニューが組み立てやすいです。例えばドリブルを中心にその日の練習をするなら・・
ジグザグにボールを運んでいく練習
コーンに向かってフェイントの練習
1対1のバトル
1対2のバトル
という組み立てができます。1対1、1対2の練習で積極的にドリブルを仕掛ける姿勢をしっかりと褒めましょう。
05 試合
最後に試合です。その日に練習したテーマがにしっかりチャレンジができるように子ども達に声掛けをすることが大切です。
例えば・・・「今日したフェイントを試合の中で1回でもチャレンジしてみましょう。」といった声をかけられます。子ども達同士のコミュニケーションを図るために試合の直前に各チームごとに作戦会議の時間を作るのもいいと思います。こっそり聞いてみると、たまにとんでもない作戦を耳にしますが・・(笑)
06まとめ
今回は練習全体の流れについてザックリと説明していきました。
大切なのは練習の狙いをしっかりと立てることです。なぜその練習をするのか、上手くできるようにするためにはどうすればよいか、を子ども達に伝えましょう。
流れはあくまで一例なので変えることももちろんあります。
今後は個別の詳しい詳細メニューやアドバイスのポイントについてまとめていきますので何かリクエストがあれば頂ければ嬉しいです!!
全ては生徒と指導者の充実した人生のために。