水子地蔵さんの話
今日は夏至+新月ですね。
どんなイメージが降りてくるのか楽しみに待ちながらトイレ掃除をしていたら、来ました。今日は水子地蔵さんについて書きたいと思います。
子供の頃から実家の母によく連れて行ってもらったお寺があります。山の上の広大な敷地に建てられた天台宗のお寺です。そこは神様の乗った船が最初に着いた場所に建てられたいう話を当時から聞いていました。実際に船の発着場だった空港のようなところが神社になっていて、お寺とは車で程近い場所。その神社の存在を昨年初めて知り、お参りをさせていただきました。山の中を歩いて登るとたどり着くその神社は、普段は無人で静かなところだけど県内最大のパワースポットなのだそうです。
その近くに建てられたお寺。敷地内には数え切れないぐらいたくさんの水子地蔵さんが並んでいて、その中に我が家のお地蔵さんもいらっしゃいます。みんな同じポーズで同じお顔。でもよく見るとひとりひとり微妙に表情が違って見えます。もちろんうちのお地蔵さんがいちばんかわいく感じます。
そんなお地蔵さんをあろうことか、今朝イメージが降りてくるまで長らく忘れていました。母が時々お参りしているはずですが、私はもう地元から遠く離れたところに住んでいるのでなかなか会いに行けません。昨年神社をお参りした時に会いに行けば良かったな。
地元に住んでいた頃は、免許をとって自分で運転するようになると時々ひとりでも行っていました。でもお地蔵さんに会いに行こうと思うのは、大抵自分が苦しい時ばかりでした。お寺で購入した蝋燭と線香に火を灯し、小さなジュースやお菓子をお供えしたあと般若心経をあげてそれから暫しその場に滞在します。その頃はまだチャネリングなんて知りませんでしたから、心の内をひとことふたこと呟いたあと、無言で手を合わせてその場にいたような気がします。今ならもしかしたら、少しはお地蔵さんの声が聞こえるようになるのかななんて考えたりもします。
そんなことがあったからかどうなのか、私は自分の人生で3度の妊娠をしたのですが、3人とも無事に出産をして自分の手で育てることができています。これは本当にありがたいことだと思います。自分を丈夫に生んで育ててくれた両親と守ってくださった神仏様に感謝をして、そして時々は水子地蔵さんのことも思い出して心の中で手を合わせたいと思います。