グレーのTシャツが臭い件

JKちゃんの高校が昨日より通常運転に戻り、部活動も再開しました。
昨日は暑かったですね。コロナのグダグダで季節の移り変わりに疎くなっていたけど、もうすぐ6月ですもんね。

JKちゃんはバドミントン部に所属しています。女子の汗なんて一見爽やかなイメージですが、実際は女子でも臭い！暗くなるまで頑張ってくたくたになって帰って来た娘には悪いけど、そのままリビングに倒れ込んでうたた寝するのはやめてほしい。早く風呂に入ってほしい。洗濯籠の中の匂いも冬とは違うこの季節、今朝からの洗濯は「念入りモード」に切り替えました。

ところで洗濯といえば、自分でも気づかないうちに暗黙の了解で思っていたことがありました。それは「グレーのTシャツは汗臭い」ということ。結婚してから主人の衣類も一緒に洗うようになり、取り込んで畳む時になぜかグレーのTシャツだけ生乾き臭があるような気がしていました。決して主人が不潔なわけではないんです。清潔で爽やかな印象のイケメンなんです。最近若干の加齢臭はありますが。

そのグレーのTシャツ、最初は下着のように使うシャツだから他の衣類より汗がたくさん染みつくのかなと思ったのですが、同じ用途で使用している白いTシャツは何ともありません。そういえば私が去年の夏までパジャマがわりにしていた濃いグレーのTシャツも生乾き臭が取れなくなって処分しました。「グレーのTシャツの呪い」でしょうか。

調べてみると、グレーの布地だけは他の色の布地と作る工程が違うようです。他色の布地が単色でできているのに対してグレーはよく見ると白と灰色のミックスで作られています。これを杢(もく)グレーと呼び、ミックスした糸のことを杢糸と言うそうです。杢糸は綿100%で作ることが難しく、ポリエステルが混紡されている場合が多いということ。そのため綿100%の物に比べると多少蒸れるような感じがして吸いきれない汗が匂いを発してしまうのではとのことでした。洗濯でうまく匂いが取れないのもきっと、そう言ったことが関係しているのでしょうね。ちなみに杢グレーにポリエステルを使っているのは国産以外の商品に多いそうです。

グレーのTシャツは脇汗も目立ちやすいので、購入するときは要注意ですね。