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【バトンリレー企画】#異文化カルチャーシェア活☆私の仕事は図面書き☆

今日は私の本職について書いてみようと思います。

と言っても2年半も前に仕事は辞めて今は専業主婦をやっています。

それまでの期間、私は人生の半分以上を図面に捧げてきました。

学歴や資格はなくて、経験だけを積み重ねてきました。

私の仕事を「CADオペレーター」と言う人がいますが、

その呼び方は好きではありません。

CADオペというと「職業訓練学校でCADを習ってきました」

というイメージがあります。

それも私の偏見なのは認めたうえで「そのような方たちと一括りにされたくない」

ぐらいのプライドはあります。

CADを使って線を引くことができるというレベルとは違って私の場合、

手書きの図面を書くことができます。

建築図面を読むこともできます。

現場に行って寸法を採ることができます。

設計士や現場監督と打ち合わせをすることもあります。

自分でデザインすることもあります。

そんな私が今までやってきた仕事の数々を書いていきたいと思います。

また長丁場になりますが、よろしくお願い致します。


ことの発端は小学校5年生のときでした。

母と言ったホームセンターで見つけたインテリア雑誌。

その存在が私の運命を変えました。

私はインテリアの虜になり

小学校の卒業文集に「将来の夢はインテリアコーディネーター」と書きました。

中1の頃には工業高校のインテリア科に進むことを決め

実際にインテリア科で3年間学びました。

いや「学びました」は正しくないのかもしれない。

私にとって大切なのは「自分の好きなことのカテゴリーに属する」ということ。

だから高い志があったわけでもなく、ただその場所にしがみついてきました。

高校では製図や家具や人間工学や美術など、

今の自分の素となる知識と触れることができました。

My大工道具も購入して、鉋(かんな)の歯を研いだり

木材から切り出して、自分でデザインした家具を作ったりしました。

高校のインテリア科が私の設計人生の始まりだったのです。


最初に就職したのは、石材を加工する会社の設計室でした。

その頃図面は「ドラフター」という製図板を使って手書きで書いていました。


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コピーではなく青焼きという方法で図面の複製をします。

寸法はすべて手計算で出していました。

石って融通の効かない素材なうえに現場での加工が難しいので

図面の方も精度が肝になります。

0.01mmまで計算して出していました。

スピリッチャー、インテリア、エクステリアの3部門があり

スピリッチャーは主に墓石でした。

インテリアは壁や床など建築物で行う石工事。

エクステリアは大谷石の塀などでした。

そして数年経つと初めてのCAD導入。

Jw-cadでした。

設計の仕事って大体 機械か建築に別れるんだけど私の専門は建築で、

その頃建設業でよく使われていたのがJw-cadでした。

CADを使うことによって手で計算しなくてもよくなったので楽になりましたが

私には不満がありました。

CADって誰が引いても同じ線になるから個性が出しにくい。

手書きで書いていた頃の私の図面のセールスポイントって

文字も含めて「図面がきれいなこと」だったんです。

手書きなのに「機械で書いた図面みたい」ってよく言われていました。

あるとき会社の展示場を作ることになり、設計室の女性3人に

それぞれ区画が割り当てられました。

そこに自分がデザインした「石の庭」を作るのです。

何週間もかけてできあがったストーンガーデン。

それぞれの庭を見て、当時同じ設計室に在籍していた今の主人は言いました。

「Nさんのは大人っぽいおしゃれな庭。Wさんのはシンプルで事務的な感じの庭。

愛ちゃん(私)の庭は、かわいい庭。」

私は当時も今と変わらず、かわいいものを作るのが好きだったようです。

その会社には約10年間在籍しました。


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次に入社したのは造園会社の設計でした。

まだドラフターで手書きの図面を書いている会社でしたが

庭の図面って絵を描くのにも似ていて

私が書いたものを見た上司が

「絵を描くの好きでしょう?」って何だか嬉しげに聞いてきました。

そこでは結婚式場の、ガーデンウエディングをするための

庭を作るお手伝いをしました。

じつはその結婚式場って、石の会社にいた頃に

チャペルのバージンロードを書かせてもらったことがあり

何だかご縁があるなぁと感慨深く思いました。


次に行ったのは派遣で、新しく国道を作るための現場事務所で

事務をしながら時々図面を書いていました。

使っていたのは土木でよく使われていたHO-CADです。


次も派遣で、誰もが知る全国規模の大きな会社の開発室で

ユニットバスの図面を書いていました。

使っていたのはHICADです。


次に入ったのはモラハラ社長の会社で、そのときの様子はこちら↓↓↓


その後はまた派遣で、造船会社に行きました。

他部門では宇宙船の設計もしている会社。

私の仕事は船の中にある「SEAL」と「BEALING」と呼ばれる部分の

図面を作ること。

使っていたのはAutoCAD。

建築がJw-cadなら、機械はAutoCADなんだって

その頃は思っていました。

海外からの仕事も多く、英語の仕様書を見ながら作ることも多く

当時の私ってスーパー派遣っていうか、

当時はやった「ハケンの品格」って自分のことだなって思っていました。

英語はわからないんですけどね。


その後福岡に引っ越して、最初に入社したのは庭を作る会社でした。

そこで使ったのはRIKCADで、初めての3次元のCADでした。

でもそこでもモラハラ上司に出会ってしまい転職。


私が人生最後に履歴書を書いたのは、パースを作る会社でした。


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パースのイメージ


使っていたのはARCHICADという3次元のCADです。

図面を書くときはパソコンの中に建築物を建てるイメージです。

その後、アングルを決めて写真を撮り

加工を施してパースに仕上げていきます。

その会社では他にSketchUpや3ds MaxというCADも経験し

PhotoshopやIllustratorも少しだけ触りました。


今までずいぶんいろんな種類のソフトを使ってきたなぁと思います。

手書き、Jw-cad、HO-CAD、HICAD、AutoCAD、RIKCAD

SketchUp、3ds Max、ARCHICAD、Photoshop、Illustrator

これだけ見ると「スペック高っ!」って思いませんか?

でもじつをいうと私、機械がとっても苦手なのです。

だから今お絵かきソフトを使ってみようと思っても

お給料の発生しない状況下では、なかなかうまくいきません。


インテリア関連で付け加えるならば、

3年前に整理収納アドバイザーの2級を取得しました。

今は自宅のインテリアを楽しむだけの生活ですが、

ゴールデンウィークに大規模な模様替えをして

近々それを記事にしようと思い、自宅を整えているところです。

私のインテリアの記事を待っていてくれる皆様

もうしばらく楽しみにお待ちください。



今回の記事は

【バトンリレー企画】異文化カルチャーのシェア活しましょう!みんなで!

の参加記事になります。

自分が他人に薦めたいマイカルチャー、だれもが持っている、その文化を、みんなでシェアしましょう!

ということで始まった、この企画。

チェーンナーさんから1本目のバトンを託されました。

今回私が書いたマイカルチャーって

CAD?図面?設計?製図?・・・う〜ん、じゃあ「図面」で。

【期間】7月20日(火)まで
【バトンリレー】ルール
1.バトンが回ってきたら、noteを書く
自分が薦めたいマイカルチャーを記事にする。
表現や書き方は自由。
2.noteを書いたら、次にバトンを渡すnoterさんを指名する。
指名するnoterさんの最新の記事を貼る。。
3.指名するnoterさんは、最大2名まで。
4.チェーンナーさんの記事を貼る。
5.ハッシュタグ、「異文化カルチャーシェア活」を入れる。

貼っていただきたいチェーンナーさんの記事は、こちらです。


【バトンリレー】の返還について
1.バトンをもらったけどnoteを書きたくないという人は、バトンをチェーンナーさんに返還してください。方法は以下のどちらか。
①「チェーンナーさんに返します」という記事を書いたものに、上記チェーンナーさんの記事を貼って投稿。
②チェーンナーさんの記事のコメント欄で「バトンを返します」と申告
返還すると、チェーンナーさんがオススメのカルチャーを書いて投稿されます。
何なら、ももりゅうに回してもらってもOK!
2.バトンをもらって記事を書いたけど バトンを回すのがいやだという人は、チェーンナーさんにバトンを返してください。
その際記事に「チェーンナーさんに返します」と書いていただければ、チェーンナーさんが引き取って、おススメマイカルチャーを書かれます。
バトンは遠慮なく返して大丈夫です。

くれぐれも、ご負担のない形でお願いします!


さて私がバトンを回す相手ですが、

最初なので積極的に企画を楽しんでおられる方にしようと思います。

あるさんは先日までやっていた私の企画でもお世話になり

拝啓 あんこぼーろさんは私の方からお願いして小説を書いてもらったばかりで

ちょっと申し訳ない気もするのですが。

あんこぼーろさんは今、ご自身も企画をやっておられますね。

お二方とも普段から仲良くさせてもらっていて

色んな企画を楽しみながら参加されていて

何より大好きなので、決めさせてもらいました。

あるさん、あんちやん、よろしくお願いしますだ🙇‍♀️



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ももりゅう
未来はいつも面白い!