書評 和田泰明「ルポ年金官僚-政治、メディア、積立金に翻弄されたエリートたちの全記録」
和田泰明著「ルポ年金官僚-政治、メディア、積立金に翻弄されたエリートたちの全記録」読了。
社会福祉士受験のために、「社会保障」の教科書を読んでいて、何かを検索している時におススメで出てきたので購入し、読み始めたら、すぐに引き込まれてしまった。
本書で出てきた法案等は、すべて調べて年表作成。
官僚名もすべてググって、その過程で出てきた著書でおもしろそうなものは購入。
厚労省や金融相のホームページにも行き、気になる報告書はダウンロードして読み込む。
などなど、していたら、とても一日では読み終わらず、来る日も来る日も続きが読みたくて、でも、読み飛ばすのはもったいないので、何度も戻って付箋とマーカーだらけになってしまった。
これからもう一度通して読む。
教科書読むだけではよくわからなかった年金制度が、ものすごくよくわかったし、すべて頭にはいった(と思う)。
久しぶりに知的好奇心全開で読める本に出合った。
和田泰明さんに感謝。
教科書は学者先生が書いたものだし、
白書は官僚先生が書いたものだから、
すごく読み込むのに苦労があったが、
ジャーナリストの方が書くルポはこんなにおもしろかったのか。
ドラマ化求む。
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