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森の芸術祭 晴れの国・岡山

前回の記事に続いて、芸術祭のお話。

「神戸六甲ミーツ・アート」に行った翌週に、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」へ行ってきました。

「森の芸術祭 晴れの国・岡山」は、岡山県北部の12市町村をエリアとする芸術祭。

「晴れの国・岡山」の名にふさわしい快晴

エリアが広くて1日ではまわりきれないので、わたしが好きな現代アーティスト、レアンドロ・エルリッヒの作品が鑑賞できる奈義町へ。



すぱーく奈義

奈義町に到着して最初に向かったのは、レアンドロ・エルリッヒの作品展示会場。

レアンドロ・エルリッヒ《まっさかさまの自然》

レアンドロ・エルリッヒといえば、金沢21世紀美術館の《スイミング・プール》が有名。
この芸術祭は、金沢21世紀美術館 館長の長谷川祐子氏がアートディレクターを務めている。


天井に吊り下げられた木のオブジェが足元の鏡に反射して、上にも下にも森があるかのような不思議な感覚になった。


奈義町現代美術館

奈義町現代美術館では、常設の作品もたのしめた。

AKI INOMATA《昨日の空を思い出す》

グラスに注がれた水に3Dプリンタで昨日の空に浮かんでいた雲を描く、飲める芸術作品。

坂本龍一+高谷史郎《TIME-déluge》
宮脇愛子《うつろひ゠a moment of movement》
岡崎和郎《HISASHI゠補遺するもの》

三日月の形をした展示室「月」。

荒川修作+マドリン・ギンズ《遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体》

円筒形の展示室「太陽」。

一人通るのがやっとの狭い螺旋階段を昇った先には、不安定な空間があった。
Instagramでよく見かける人気撮影スポットだ。

磯崎新《エンジェル・ケージ》

奈義町現代美術館を設計した磯崎新の作品も展示されていた。


衆楽園

奈義町のおとなり、津山市へ。

約370年前の明暦年間(1655-1658)に造営された立派な庭園。
無料で開放されていて、近くに駐車場があるのもありがたい。

リクリット・ティラヴァニ《無題 2024 (水を求めて森を探す)》
2階からの眺め

今年は10月になっても暑い日が続いていたけれど、ようやく秋を感じられた。

森の芸術祭 晴れの国・岡山
会期:2024年9月28日(土)~11月24日(日)
公式サイト:https://forestartfest-okayama.jp/

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