Daniel Mullinsのゲームを3つやった
以下3つのゲームを日本語(一部英語)でプレイしたので雑感を記載する。
Inscryption
The Hex
Pony Island
ゲームクリエイターからのメタ表現を利用した主張といったテーマはUndertaleとかで有名。Toby Foxは、プレイヤーへのメタ構造で真面目にお話を作っていた。ダンガンロンパとかもそう。
一方でこの人はゲームクリエイターへのメタ構造でギャグを作っている。
ゲーム作りの苦悩やゲーム業界への皮肉なんかで主に笑い(同情)を取ろうとしている。ある意味助けてというメッセージなのかも。
思想は似ているのかもしれないが、プレイヤーとクリエイターでは方向性が異なっているので好む人も分かれそう。自分は笑えるのが好きなので、プレイヤーへのメタ構造からの説教はちょっと苦手だが、Daniel Mullinsは比較的楽しく遊べた。
メタ表現は好きなのだが、それはあくまでもドキドキ文芸部のようなプレイヤーに直接ラブコールをしてくるような作品で、説教は好きではない。
そもそも、ゲームやろうぜ!とプレイヤーとクリエイターが協力して仲良くプレイしていて、いきなり
「キャラを無造作に扱うのはどうなんだ??」とか「やり直せると思っているのか??」とクリエイター側から説教かますのは、ただの説教臭いおじさんでは?という疑念がある。(メッセージを受け取らない、という意味では昨今のご時世では批判されそうな態度だが別に受け取りたくはない)
モノ申したいクリエイターの性なのかもしれないが、個人的には能動的に共感や納得を促す作りのほうが好み。
自分も音楽を多少なりとも作ったことがあるが、説教くさいのとかテクの見せびらかしみたいなのはあんまり好きではない。シンプルに楽しいのが好みという...
一人用アドベンチャー、ストーリーものは作成チームのクセが出まくっているのが好きなので、そういったゲームはチェックしていきたい。
グノーシアやパラダイスキラー的な楽しさを求めています。