人と違う前撮りがしたい。砂まみれのドレスと温泉。
みなさま初めまして。
Viavitaの広報を担当することになりました木村です。
カメラマンの西川と同い年の30歳です。ロケがあれば、取材で同行します(主に西川の荷物持ち)ので、その時はどうぞよろしくお願いします。
今後は、ロケのレポート、カメラのワンポイントアドバイス、名古屋のおいしいもの、など週1ペースでアップしていきます。
4月某日
結婚式の前撮りをなんと、砂丘で撮ってきました。
砂にまみれてザラザラ、海風でべとべと。でも撮影は最高に楽しかったです。以下その撮影模様をレポートします。
さて、今回のご夫婦、ご依頼時には何も決まっていませんでした。
衣装からロケーション、式当日のドレスまで。すべてゼロから一緒に決めていきます。
場所はどうするか?
「思い出の地もいいけど、2人で行ったことがない場所がいい。それ自体が思い出になるような。子供が生まれたら、毎年夏休みに行くような、特別な場所にしたい。」
何パターンかご提案しましたが、公園や草原も良いけどよくあるし…人と被らない場所…ということで、砂丘に決まりました。絶対夕日の光にマッチする!と思い、撮影は夕方に行うことに。
ドレスについては、ご夫婦と思案した結果、「nutte」というオーダードレスのお店をご提案しました。西川個人的にいちおしのショップでござります。
nutteさんはドレス職人さんが1着1着丁寧に仕上げてくれるのに、価格帯はとてもお財布にやさしいです。正直、レンタル料と変わりません。
奥様がオーダーしたのは、装飾のシンプルな、ワンピースのようなドレス。自然体でとてもおしゃれです。
はわわーうつくしい。ブーケはドライフラワーで作成。
旦那様も、最初はタキシードを仕立てることに渋ってましたが、やっぱりオーダーすることに。
個人的な好みですが、しっかり採寸して仕立てたスーツに身を包む男性は、素敵さが段違いです。
すてち!!
当日は16時からスタンバイ。太平洋沿いにある砂丘、車から降り立った瞬間、波の音が聞こえます。
春の海はキラキラしていて、なぜだか胸が高鳴ります。どきどき。
砂がもう、ふわっふわ。足が沈むので、歩くのにも結構体力がいります。西川もぜぇぜぇ。
まずは砂丘の中にある林で。
日が落ち始めて、一気に映画ようなノスタルジックな雰囲気に。昼と夜の表情が全然違うので、雰囲気の異なった写真を撮ることができました。
映画のエンディングのよう。
「超楽しかった!もう一回やりたい!!」と、砂まみれの姫からご感想頂きましたが、こちらこそ。もう3回ぐらいやりたいです。
本当に、私たちもすごく楽しくて、あっというまに時間が過ぎてしまっていました。
そんな楽しい撮影も、終わったころには、汗と潮風と砂で全員もう、えらいことになってました。
べとべとじゃりじゃり、そのまま帰ることは無理でしたので、社長には内緒でみんなで温泉に入っていきました。
ビールの一杯でも飲みたくなりましたが、そこは我慢して、心地よい疲労感のなか全員すっぴんで家路についたのでした。
撮影した写真はウェルカムボードに使用していただき、お二人にチョイスしていただいた写真でフォトブックもお作りしました。
写真を撮ることで、結婚式が終わっても、思い出を形として手元に残すことができます。ならば、いつまでも見返したい、飾っておきたい、と思ってもらえる写真を一人一人に合わせて作っていきたいと私たちは思っています。
今回は、ドレス選びに始まり、前撮り、披露宴の撮影まで、結婚式全体に関わらせていきました。ひとつひとつ作られていくのを、近くでお手伝いしてきたので、式当日も感動はひとしおです。
二人にとって大きな節目となる結婚式に、深く関われたことにとても感謝しています。幸せな時間でした。
おわり
photo/西川千里
text/木村
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