*【#政治】「ノン・エリートの地下アイドルだった安倍元首相」
… お世辞とわかっていても『頭悪い・勉強出来ない・漢字読めない』と子供時代からバカにされ続け来た安倍氏のような人物は褒められればうれしい。
そこで「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」のように、大資本と周辺人を結び付ける岸信介流のポピュリズムを推進する。
つまり、高学歴のエリートに反発するノン・エリートの怨恨感情を利用して政権奪取のカタパルトにしたわけだ。
◆ 大資本と落ちこぼれの後ろでの同盟
それは、ネトウヨからカルト宗教、極右の学者やジャーナリストなど社会のメインラインからはじき出された落ちこぼれの集まりで、安倍氏は、いわばそうしたサブカルの地下アイドルのような存在だった。
この倒錯した地下アイドルの世界では、漢字が読めなかったり、愛読書を尋ねられたら「ドストエフスキーではなくヤングジャンプ」と答えることが美徳となり、日本は「ナニワの金融道」「闇金ウシジマくん」の世界の実写版にいよいよ近づく。
そして、カネと暴力だけがものを言う下層社会のモラルが日本全体を覆う。
もちろん、「日本会議」やカルト宗教が振りまく「日本すげぇ」信仰は、単なる見せ金で、落ちこぼれが「国士」や「愛国者」など象徴的地位を付与するための安手のガラクタ、ちょうどナチスが最初は「トゥーレ協会」というオカルト結社から始まったのと同じだ。
ヒトラーは、『20世紀の神話』のローゼンベルク流の神秘主義的なゲルマン神話などバカにしており、実際はクルップや I.G. ファルベンなど大実業家たちを尊敬していた。
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