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ダブル歴半年未満でダブルレート1800↑を取った話


はじめに

明治ポケモン研究会13期(現3年)のヴィオラと申します。
ポケモン対戦を始めた当初はシングルバトルに打ち込んでいましたが、同期の影響や、PJCS・WCSの配信を観戦したり、ダブルバトルのオフに行くうちにダブルバトルに挑戦したくなり、S25はダブルバトルに潜っていました。

ポケモンSV S25ダブルにてレート1800という成績を収めました。ダブルバトルにおいて「レート1800」という数字は、周囲から中級者と判断される指標となる、と聞いていたので、この数字を自分の目標にしていました。その数字を取れたので嬉しく思います。

この記事では、1800を取るまでの自分の取り組みについて書いていこうと思います。ダブル歴は半年にも満たない自分ですが、最短ルートでこの地点までたどり着いたと思っているので何かの参考になれば幸いです。

結論


「強い人の模倣をすること」
これこそが最短ルートだと、自分は考えます。

具体的な方法

1.オフ大会に参加する

僕のダブルバトルへの情熱はここから湧き出ていると言っても過言ではありません。

オフ大会(特に予選がスイスドローのもの)に参加すると、ランクバトルではレート差があり当たることができない強者ともマッチングする可能性があります。これこそが、オフ大会に参加する最大のメリットと言えます。

ランクバトルでは自分と近いレートの人としか当たれないので、対戦相手のレベルも自分と近いということになります。理想的な構築・立ち回りにたどり着くまでには自分が順位を積み重ねるしかなく、それには膨大な対戦数を必要とするかもしれません。

しかし、オフライン大会では、自分とレート差が大きい人ともマッチングする可能性があり、その対戦数を大幅にカットしたことになります。たとえ負けたとしても、その人のバトルチームを「パクる」ことで、その大会を終えたあとにその人に近づくことができるかもしれません。

2.使いたいと思った構築記事を模倣する

「参考にする」よりも、なるべく「模倣」することが大事だと思います。ポケモンや技、数値などをなるべく変えずにまず試すべき、という意味です。
その人がたどり着いたひとつの結論についてまず理解することこそが近道です。そのあとで自分好みにカスタマイズするのは良いと思います。

これは体験談なのですが、構築記事を参考にして一部の技・テラスを変えて試しても、結局その技やテラスにしているメリットはなく、「原案通りのままの方が強いじゃないか」と気づいた、という体験があります。シングル・ダブルともに私はこの経験があります。

上記のようなストーリーは、言わば「遠回り」であり、本来する必要のない苦労です。この苦労は、構築記事の筆者であるプレイヤーが先にしてくれたものですから。わざわざ同じ道をもう一度辿る必要はないのです。

したがって、まずは結果を残した記事のレンタルを使ったり、数値が公開されているものをそのまま育成したりして試すのが大事だと思います。

上記を踏まえた具体的な話

12月のてるチャレオンラインにてエリザベートさんと対戦し、とてつもなく力の差を感じました。そして、その対戦した構築自体も非常に強いと感じました。対戦終了後翌日になっても、どうやったらエリザベートさんの構築に勝てるかわからなかったため、いったんその構築をそのまま使うことにしました。その構築の完成度の高さを実感し、自分にはこれを超えるものを作ることはできないと感じました。

しかし、私はこれらのレンタルを使う際、記事に記載されている選出に沿って選出することしかできませんでした。自分で選出を考えてはいなかったのです。したがって、パーティを使う、というよりも、パーティに自分が使われている、といった状況だったのです。とても手に馴染んでいるとは言えませんでした。

一方で、えりざべパを使っていた上でいちばん辛かったのは「合体寿司」でした。基本的にはカイリューがくろいきりをすれば対応できるものですが、逆に言えばカイリューを「選出させられている」ということに気づき、「合体寿司を使ってカイリューを対策すれば最短ルートで勝てるのではないか」ということを考えました。

そして、ふと11月のてるオフで当たったナルサスさんのステロ+あくび寿司を思い出しました。後発から来るカイリューをステロ+何かで倒す、という戦略は理にかなっており、非常に共感出来ました。そしてステロ+寿司の記事を漁ったところpaperさんのs23の記事にたどり着きました。

ステロ役の選定、後発エースの選定など、すべてが考え尽くされていると感じ、これをそのまま使い続けました。途中まで自分と同じ思考を辿った構築だったので、非常に手に馴染みました。
そして潜り続けた結果が、レート1800という数字になりました。

最後に

結論、結果を残した先人の努力があるならば、それを真っ先に頼る方がいいと思います。自分ならではのアイデアで勝ちたい、それもポケモンのひとつの楽しみ方だとは思いますが、険しい道だとは思います。レギュレーションの1シーズン目ならともかく、4シーズン目となったS25においてはこれが正解だったと思います。

次の予選はレギュGで行われることが予想されますが、レギュGもすでにたくさんの文献が残っています。もちろんそれがすべてではないと思いますが、まずは先人の知恵を吸収するところから始めた方が、最も近道であるのではないかと私は思います。

1~3月はPJCS予選抜けを目指して頑張りたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

最後に、YouTubeの宣伝をさせていただきます。
雑談をしたり、シングルしたりダブルしたり、気ままに遊んでいます。
今年は更新頻度を増やすつもりです。遊びに来てくれると嬉しいです。よろしくお願いします、

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