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【実話】くしゃみから始まった電車内バトル!女性1人の仲裁劇

みなさん、こんにちは! 低山ハイカーとして活動している英武ゆう(えいぶ ゆう)です✨
普段は山歩きの様子を配信していますが、今回はバーチャルの姿で、約10年前に経験した衝撃的な出来事についてお話しします。

今回は、あるマシュマロをきっかけに思い出した、電車内でのドラマチックな出来事をお話しします。

静かな午後の電車内で...

私が30代半ばの頃、同期の男性と一緒に横浜への出張帰りのこと。東京発の在来線に乗っていました。そこそこ混んでいて、席は全て埋まり、つり革にも人が並んでいる状態。

仕事の話や「暑いね」「もう帰れるね」といった何気ない会話をしながら、私は通路に立って電車の揺れに耐えていました。

突然の緊張

そこで、進行方向左側のつり革に掴まっていた男性が、くしゃみをしたんです。すると、その横のつり革に掴まっていた別の男性が突然激怒。「くしゃみをかけられた!」と主張し始めました。

くしゃみをした方は「すみません、申し訳ありません」と謝っているのですが、怒っている方の怒りは収まる気配がなく...。私の主観では「そこまで言うかな?」と思うレベルの怒りが続いていました。

私、仲裁に入っちゃいました

運悪く、この出来事は私の目の前で起きていたんです。実は、私には夢があって...。時代劇の見得を切る仲裁シーンのように「まぁまぁ、ここは私に預けてみませんか」というセリフを一度は言ってみたいんです(笑)

もちろん、そんな余裕はなく、「皆さん見てますので、少しボリュームを落としていただけませんか」程度の介入に留めました。

予想外の展開

ところが、怒っている方は今度は私に矛先を向け、「なんで入ってくるんですか?あなたに関係ないですよね」と。

私は156cmしかない小柄な女性。対して怒っている方は180cmほどの男性。でも大丈夫、そばに同期の男性がいる!...と思っていたら。

川崎駅で同期が「あ、俺川崎だから降りるね」と言って降りてしまったんです。私を置いて。マジか!

地獄の10分

川崎から横浜までの約10分間、私一人で仲裁を続けることに。車内の乗客たちは、みんな耳を傾けているのが分かります。

怒っている方は好き勝手なことを言えますが、私は周りの目があるので、極めて丁寧な対応しかできない...。なんとか横浜駅まで持ちこたえました。

最後の作戦

横浜駅に着いて、この状況をなんとか収めないと...。そこで私は"女性であること"を戦略的に使うことにしました。

改札前にいた警備員の方に近づき、小声で状況を説明。「背の高い方が怒っていて...」と伝えると、警備員の方は状況を即座に理解してくれました。

案の定、怒っている方は警備員にも食って掛かりましたが、警備員の方が「そっと消えて」という目配せをしてくれたおかげで、くしゃみをした方と私はこっそり立ち去ることができました。

思わぬ結末

その後、くしゃみをした方が「仲裁に入ってくれて本当にありがとうございました」と丁重にお礼を言ってくれました。

もしもの時のために連絡先を交換しましたが、その番号は今では失くしてしまいました。

おわりに

一見、関係のない喧嘩に首を突っ込むのは危険かもしれません。でも、見て見ぬふりをするのも嫌だった...。結果的に警備員の方の助けもあり、無事に解決できて良かったです。


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