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スペイン バルセロナにて 昔、ひったくり強盗〇〇した実話。

もう何年も前だなあ。

学生のころ、バルセロナを友人と旅行していました。

お昼ごはんを食べ、その時に飲んだワインの酔いも
手伝って、いい気分で街を歩いていました。
当時学生だった私たちが、食べるレストランは
1000円以下の定食が食べられる庶民のお店ばかりでした。

庶民的なレストランは、バルセロナの場合、最近では
新興住宅街にもあります。しかし、その当時、新興住宅街など
無縁の私たちは、旧市街地と言われるあまり治安くのよくない
地区をもっぱらの活動拠点としていました。

この旧市街地に、安いオスタル(ホテルのランク下、民宿です)や
安いレストラン、そして観光ポイントが集中しているので
旅行のうえでも便利だからです。

そんな旧市街地の真っただ中を歩いている、そういう意識が
お酒の酔いも手伝って抜けていました。

今思い出すと、「ああ、のどかな(春先でした)お昼どきだなあ~。」
なんてのんきに思っていたのが悪い。

そこは治安の悪い地区だということをすっかり
忘れていました。

突然、後ろを歩いていた友人が「キャア~~!」と
悲鳴を上げました。

狭い石畳の歩道を1列に近い状態で歩いていた私は、
思わず振り返りました。

えっ?!

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