オンプレミスの雑多なサーバたちをdockerでどっかにやる。
ドキュメントの目的
オンプレミスの自社サーバ、鯖管俺1名体制だとやっぱり勝手な仕様にしちゃうじゃないですか。入社以来たまりにたまった雑多なサーバたちを、どうにかこうにか生き長らえさせてきましたけど、最近疲れたので。
なんとかしたいですよね。
サーバさんたち
SMTP/IMAP/POP
DNS
フロントエンドなWeb
バックエンドなWeb
単純なWeb
phpなWeb
javaサーブレットなWeb
Ruby on RailsなWeb
zabbix
vpn
kvmホスト
紆余曲折その1
本題のdocker話よりも、紆余曲折話を入れておきましょう。
2000年代初頭、ぴかぴか新入社員だった私に命令が来ました。
「会社のメールサーバが〇んだからなんとかして。」
当時、ウイルスバリバリなWindows NT4かな?が〇にかけていたらしい?。んで、Exchange Serverがメールやってたんだと思う。
なんで、「思う」が多いかというと、ぶっこわれたNT4なんか見向きもせずに、FreeBSD+qmail+vpopmail+BINDをセットアップしたから。
セットアップ手伝ってくれた(たぶん社員のメアド一覧くれただけ)の先輩社員は、速攻いなくなって、それ以来「オンプレミスの自社サーバ、鯖管俺1名体制」政権が続いているわけです。
紆余曲折その2
メールサーバは立ち上がったけど、問題というか悩みが増え始めます。
DNSとHTTPも1台に同居しているのヤダ
RAIDないからHDD交換めんどくさい
結局中古パソコン1台できりもりしてて、どうにもならない
→Xenにしよ。
FreeBSDで仮想化といえば、Xenです。Pentium4+1.5GBぐらいの環境でとりあえずDNSとHTTPとメールを分けていた気がします。ただ、Xenはコンソールだけなのでちょっとしんどかったので、HDEのKaresansui入れたりしてたな。もうKaresansuiないけど。
Dear users of Karesansui | Karesansui Project (karesansui-project.info)
→KVMにしよ。
Xenに不満はなかったけど、飽きてきたし、FreeBSDはjailが持て囃されてたけどニオイがだめで、と。うだうだしていたらKVMなるものが出てきて乗り換えました。KVMならホストOSにお膳立てなしに仮想クライアントが動くのも良かった点かな。あとFreeBSD+Xenより情報が多い(w。
→Dockerにしよ。
KVMに不満はなかったけど、飽きてきたし、仮想クライアントOSのセキュリティアップデートに失敗するうちに、こりゃだめだな、と。うだうだしていたらDockerなるものが出てきて「乗り換え、はじめました!」。
Dockerはじめました!
dockerって、結局IPが出入り口のアプリケーションコンテナなので、得手・不得手はあります。ただ、FreeBSDのjailで挫折した自分(挫折というかめんどくさいから)からすると、dockerはやんわりしてていい感じなのだと思います。そのあたりよくわかってない人は、dockerでXAMPPをやり始めて、どうにも管理できない昔ながらの環境を作ることになるんですよね。
じゃあ、おまえはちゃんとDockerの特性を理解したうえで構築するんだよな?と言われても何も答えられませんが。
以下次回
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