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ライバルチーム紹介⑭

14回目はモンテディオ山形。
クラモフスキー体制2年目のシーズン。
昨シーズン就任当初の勢いでシーズンを駆け抜けられるか。

1.移籍

赤字が訂正箇所

今オフ最大の補強は山田康太の残留ではないか。
マリノスとしても期待していた選手なだけに期限付きの延長ではなく、完全移籍での残留は大きい。
また、半田も引き抜きの可能性はあったかと思うが残すことができた。
一方で中原は引き抜かれてしまった。
また、新体制発表時にはヴィニシウス アラウージョの名前も無く表には載せていないが退団となりそうだ。
正式にヴィニシウス アラウージョが退団となった。
最も多くの得点を決めた選手とアシストを挙げた選手の退団は痛いところ。

一方で獲得した選手を見てみると目玉は藤本か。
得点だけでなく、周りを使うこともできる万能型のストライカーの獲得は大きい。
中原の代わりとなると新垣や河合といったところか。
お互いに持ち味はあるものの中原の代わりとなると厳しい。
戦い方から変えなくてはいけないかもしれない。
前線ならどこでもこなせるチアゴアウベスを獲得したことで選手層に厚みは出たと言える。
また、GKに後藤を獲得したのも大きな補強ではないか。
昨シーズンの活躍はJ2でも上位のものであり、固定出来なかったGKに上手くハマるかもしれない。

2.陣容

チアゴアウベスを追加

監督交代も無く、バランスも良いため昨シーズンの形がベースとなるのではないか。

【GK】
昨シーズンは藤嶋とビクトルが中心となったが、ビクトルが移籍。
代わりに後藤を金沢から獲得した。
ビクトルはクラモフスキー監督のサッカーにフィットしていたとは言い難かったが、後藤は問題なくフィットするはずだ。

【DF】
CBは昨シーズンの主力を維持することに成功した。
だが、バックアップを務めていた熊本の移籍は痛手であろう。
J2屈指のCBの穴埋めは簡単ではない。
木村と高卒ルーキーの坂本と若手を補強したが、野田と山﨑にアクシデントが起きた際は不安が残る。
若手の成長は必須だろう。
SBは半田の引き留めに成功した。
山口から川井を獲得し、選手層を厚くすることにも成功している。

【MF】
ボランチには小西を獲得した。
昨シーズンの主力も残せた上に貴重な左利きの司令塔の獲得は大きな補強である。
サイドでは中原と樺山がチームを離れた。
特に中原の移籍は大きく、新垣と河合を獲得しているが共に中原のようにゴールに繋がる結果を残せる選手ではない。
共にゴール、アシストといった結果を残せるのか注目となる。 
ルーキーの横山含め、サイドの選手がどれだけゴールに絡めるかはポイントとなりそうだ。

【FW】
去就について正式な発表はないが、ヴィニシウス アラウージョがチームを離れそうだ。
ヴィニシウス アラウージョが退団となった。
2シーズン続けて14ゴールを挙げているストライカーの移籍は厳しいが、藤本と鈴木の獲得に成功した。
昨シーズン降格した愛媛にあって輝きを放った選手の獲得は大きな補強となる。
だが、気になる点は一昨シーズンノーゴールに終わったこと。
継続性は不安要素であり、隔年で活躍する選手であるならば今シーズンは苦しむ可能性もある。
山田康太が残留したことで前線の軸は残すことができた。
マリノスから期限付きで加わっていたが、完全移籍に移行。
「ハマのプリンス」と期待された選手も「モンテのキング」となる時が来た。
また、チアゴアウベスにも期待が集まる。
前線ならどこでもこなせる選手のようだが、ポーランドのクラブではトップ下を務めていたようで山田と同じポジションとしたが併用は可能だろう。

3.あとがき

今回はモンテディオ山形について書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
山形サポーターの方、間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

攻撃的なサッカーを標榜するクラモフスキー監督に日本人監督としては屈指の戦術家である渡邉晋コーチのタッグは注目となる。
昨シーズン川井健太コーチとのコンビも強力であったが、渡邉コーチと共にどのようなチームを作ってくるかは楽しみである。
プレーオフ争いには間違いなく関わってくる。
目標となるのは自動昇格となるだろう。
山形も強力なライバルである。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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