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ライバルチーム紹介③

3回目はベガルタ仙台。
昨シーズンJ1で19位となり降格。
今シーズンは12年ぶりのJ2での戦いとなる。

1.移籍

赤字は訂正箇所

J2降格に伴い、センターラインを中心に主力が移籍。
GKのスウォビィク、CBのアピアタウィア久、ボランチの上原、ストライカーの西村がチームを離れた。
また、チームの顔であった関口が契約満了となり、アカデミー出身の佐々木も移籍と厳しいオフとなっている。

一方で獲得した選手は経験値の高い選手を中心に的確に補強を行った。
GKには年代別代表の経験もある杉本を加え、選手層に厚みをもたらした。
DFラインには昨シーズン、ヴェルディで活躍した若狭や鳥栖から内田とJ2経験も長い選手を獲得。
また、韓国の年代別代表選手であるキムテヒョンを獲得している。
中盤には地元宮城県出身の遠藤や長年仙台で活躍した梁が3年ぶりに復帰した。
長崎からは名倉、日本体育大学から大曽根と若手のアタッカーの補強にも成功。
FWにはJ2で2年連続で2桁得点を挙げている中山を獲得した。
また、ボランチには2019、2020年にセレッソで活躍したデサバトを補強した。

抜けた選手の穴埋めというよりもチームに加えたい選手を的確に獲得してきた印象を受ける。

2.陣容

デサバト、鎌田を追加

原崎監督が指揮を取った昨シーズンの終盤2試合をベースに並べてみた。
バランスも良く、442がベースとなるのではないか。

【GK】
スウォビィクの代わりに杉本を獲得したが、穴は埋まったとはいえない。
だが、元々ストイシッチや年代別代表の小畑もおり層は厚かった。
小畑や井岡が成長を見せるとJ2でもトップレベルの陣容となるだろう。

【DF】
アピアタウィアの抜けた穴も埋まったとは言い難い。
キムテヒョン次第な部分が大きいか。
だが、経験豊富な若狭を補強し平岡や福森も控えている。
原崎体制では吉野はボランチを務めていたため、ボランチに名前を載せたが昨シーズン主にCBを務めていたこともあり吉野をCBで起用することも考えられる。
ボランチの補強に成功したため、吉野はCBで起用するのではないか。
キムテヒョンが当たりならCBは問題ないだろう。
SBは真瀬の残留に成功し、内田を加えたため戦力値を上げた。

【MF】
ボランチも上原の穴を埋める補強はできなかった。
梁が戻ってきたが、ベースとなるのは昨シーズンもプレーしていた選手達だろう。
吉野をボランチかCBどちらで使うかがポイントとなりそうだ。
ボランチにはJ1でも活躍したデサバトを獲得。
明確な柱ができた。
また、福島から鎌田を獲得。
日本代表の鎌田大地の弟となるが、J3では活躍を見せておりJ2での活躍も期待される。
ボランチの層は厚くなった。
サイドは加藤の引き留めに成功し、遠藤や名倉と実力者を加えることに成功した。
大曽根がJリーグに馴染み、活躍するようだとJ1レベルの選手層となる。

【FW】
移籍した西村の代わりは確保できた。
J2の日本人ストライカーの中で最高クラスの人材である中山の獲得は大きい。
西村以外の選手は残留しており、カルドーゾがフィットするようだと充分な戦力と言える。
中山の得点は計算できるだけに他の選手が続いていけるかがポイントとなりそうだ。

3.あとがき

今回はベガルタ仙台について書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
仙台のサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

抜けた選手の穴は大きいと感じ、原崎監督の手腕も未知数だが獲得した選手も実力者揃いと昇格争いには加わってくる戦力は揃えている。
経験のある選手も多いだけに大崩れすることは考えにくい。

仙台はJ1で最後に戦った相手であり、あの日の光景は今でも忘れていない。
再び吉田達磨監督と戦うシーズン。
仙台相手に悔しい想いはもうしたくない。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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