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ライバルチーム紹介⑳

20回目は大宮アルディージャ。
霜田監督2年目のシーズン。
残留争いに巻き込まれた昨シーズンの悔しさを晴らすシーズンとしたい。

1.移籍

赤字が訂正箇所

多くの選手がチームを離れたことがわかる。
元々35人もの選手がいたため、放出した選手の数が多くなった。
馬渡や河面、黒川とJ1クラブへ引き抜かれたことは痛手となる。
また、河本が引退、笠原や櫛引、翁長、石川という実力者もチームを離れた。

獲得した選手で最大の注目は泉澤だろう。
6シーズンぶりの復帰となるが、個で剥がせる強力な武器を手にした。
他にもJ2で実績のある選手を多く獲得し、霜田監督のサッカーにフィットした選手を揃えた印象を受ける。
特に三幸は山口で共に闘っており、霜田監督のサッカーへの理解度も高い。
外国人選手がいないことも今シーズンの特徴である。
Jリーグ参入以降、常に外国人選手を擁してきただけに注目となる。

2.陣容

栗本を追加
栗本を追加

2パターン用意してみた。
前者は昨シーズンをベースに、後者は霜田監督が山口時代にも採用していた形で並べてみた。
バランスは良くないため、高田や柴山をWBにコンバートしての3バックもあり得るか?

【GK】
昨シーズン残留に大きく貢献した南が残ったことは大きい。
プレーだけでなく、メンタル面でも存在感を発揮できるだけに無くてはならない存在だ。
一方で笠原、クリャイッチ、後藤が抜けたのに対し獲得したのは高卒ルーキーの若林のみとなった。
昨シーズン序盤正GKとしてプレーしていた上田もいるが、選手層は薄い。
上田、若林の成長が無いと厳しいだろう。

【DF】
GKの選手層も不安だが、最も心配なのがDFライン。
CBは河本が引退し、櫛引と山越が移籍となった。
西村以外の選手が全員抜けたのに対し、獲得したのは新里と田代。
新里は昨シーズン長崎でレギュラーとしてプレーしており、田代も実力者であり獲得した選手の質には問題はないかと思うが、実質3人しかいないのは少ない。
茂木や山田もできるが、SBも層が薄いため簡単にコンバートはできそうにない。
続いてSBも見てみたい。
左SBの本職がいないことが気になる。
いずれも右を本職としている選手であり、吉永を左には置いたものの不確定要素が大きい。
来シーズンからの加入が内定している早稲田大学の鈴木俊也がどこまで合流できるかもポイントとなりそうだ。
このままではDFラインは不安要素が多いため、追加の補強があるのではないか。

【MF】
逆にMFは層が厚いポジションと言える。
2パターン用意したが、まずは中央の3つのポジションをみていきたい。
石川が移籍した一方で三幸、大橋、矢島を獲得した。
三幸は霜田監督の山口時代の教え子であり、大橋や矢島もJリーグで実績のある選手である。
残留した選手も力のある選手を揃えているため、ポジション争いは激しくなりそうだ。
誰が中心となるか楽しみである。
サイドは黒川が移籍したが、泉澤と武田を獲得した。
泉澤は昨シーズンキャリアハイのゴール数を挙げた一方で、アキレス腱の大怪我により離脱中でもある。
負傷箇所がアキレス腱ということもあり心配であるが、復活を期待したい。
武田は琉球では力を発揮できていたとは言い難いが、新天地で飛躍の1年となるか。
新戦力に負けじとアカデミー出身の選手達も活躍を見せたい。

【FW】
GKの南と共にシーズン途中に加入し、残留に大きく貢献した河田がチームに残った。
イバやハスキッチと外国人選手が移籍したが中野も残留し、富山も帰ってきたため選手層にも問題はない。
矢島は河田や中野、富山とは異なったタイプの選手のため、試合に絡めるようだとアクセントとなれる存在でもある。

3.あとがき

今回は大宮アルディージャについて書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
大宮サポーターの方、間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

甲府には大宮からやってくる選手やスタッフが多いだけに注目しているクラブでもある。
昨シーズン、残留争いに巻き込まれたことは驚きであった。
大宮程のクラブでも残留争いに巻き込まれる可能性があることを思い知らされた。
恐ろしいリーグであることを改めて知ることとなったシーズンであった。
守備陣の選手層は気になるところだが、2シーズン続けて低迷するとは考えにくく、今シーズンは昇格争いに顔を出してくるだろう。
再び強力なライバルとなりそうだ。
2年続けて行けていないが好きなスタジアムでもあるため、今シーズンはNACK5スタジアムに行きたい!

また、石川俊輝は大事にさせていただきます!
人柄の良さも感じ、愛されてきたことが良くわかる選手である。
今シーズンも対戦できるのを楽しみにしています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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