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ライバルチーム紹介⑦

7回目は東京ヴェルディ。
名門ヴェルディもJ2に降格して14年目となる。
昨シーズンはパワハラ問題もあったが、今シーズンはピッチ内での話題を多くしたい。

1.移籍

赤字が訂正箇所

昨シーズンに引き続き、東京ヴェルディとしては珍しく大学生の獲得が多くなった。
DFラインではCBにアカデミー出身の谷口、SBには明治大学から加藤と法政大学から宮本を加えた。
中盤には稲見、前線には河村と5人もの大卒選手を加えている。
また、センターラインの強化を重点的に行なった。
GKに高木和、CBには山越、FWには阪野と実力者を加えている。
ヴェルディといえばテクニックレベルの高い選手が多くいるが、今オフの補強はフィジカルレベルが高い選手を多く獲得している。
昨シーズンリーグワースト3位の66失点からを喫した守備陣の改善を図る補強はできたのではないか。

放出した選手には山下や若狭、福村といった主力も含まれている。
福村は契約満了としたが、山下と若狭はJ2のライバルチームに引き抜かれてしまったことは痛手である。
また、柴崎や富澤と経験豊富な選手も契約満了に伴いチームを離れており経験値は下がった印象も受ける。
この図には載せていないが、新体制発表時に佐藤優平が移籍を前提にチームを離脱しているとも伝えられている。
佐藤も昨シーズンは主力として活躍していたため、痛い移籍と言える。

2.陣容

昨シーズンをベースに並べてみた。
バランスも良いため、ベースは変わらないのではないか。

【GK】
バックアップとしてチームを支えた柴崎を放出した代わりに高木和を獲得した。
経験値は柴崎の方があるもののボール保持にこだわるヴェルディのサッカーとの相性は高木和の方が高いだろう。
マテウスを脅かせるか注目となる。

【DF】
CBにはンドカが残留した。
引き抜きにあってもおかしく無い活躍を見せていたが、大きな残留となった。
若狭が移籍してしまったが、山越を獲得できたことも大きい。
また、国士舘大学から獲得した谷口は即戦力となれる。
昨シーズン不完全燃焼に終わった平も実力者であり、馬場の成長も含めて楽しみとなる。
藤枝から戻ってきた佐古も期待が持てる。
SBには関東の名門大学から実力者を加えた。
奈良輪の復活も含め、昨シーズンよりも層は厚くなった。

【MF】
佐藤優平が移籍する前提で進めるが、ゲームを作るクオリティーは落ちるものの稲見の加入で守備の強度は高まるだろう。
佐藤の穴は既存戦力の成長が埋めることとなる。
山本、森田、石浦はプロになって以降ポテンシャルを発揮できているとは言い難い。
同世代の藤田譲瑠チマに続きたい。
彼らが活躍できれば中盤は問題ないはずだ。

【FW】
日本人得点ランキング1位、2位の二人を残すことに成功した。
特に佐藤凌我はルーキーながら13ゴールを挙げ、引き抜かれるかに思われたが残留となった。
小池と共に昨シーズン同様の活躍ができれば得点力に問題は無い。
スピードスターの山下が移籍したが、元々WGの層は厚いだけに心配は無さそうだ。
いわきFCから獲得したバスケスバイロンはJリーグ初挑戦となるが、楽しみな逸材である。
左利きのドリブラーは他にいないだけに良いアクセントとなりそうだ。

3.あとがき

今回は東京ヴェルディについて書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
ヴェルディサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

守備の立て直しができればダークホースとなれる存在ではないかと感じた。
主力の引き留めにも成功し、課題であった守備面で期待が持てる選手を加えている。
プレーオフは狙える戦力は揃っているだけに久しぶりのJ1を目指せる立ち位置にいるのではないか。
昨シーズンのアウェイゲームでは引き分けに終わり、甲府としては昇格に向けて痛い勝ち点1であったがあの試合を年間通してできたら厄介な相手となる。
2年続けて味の素スタジアムに行けていないだけに今年は行けたらと思っています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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