ライバルチーム紹介⑧
8回目は横浜FC。
昨シーズンJ2降格となった横浜FCは四方田修平監督を招聘。
1年でのJ1復帰を目指すシーズンとなる。
1.移籍
J2降格となり、瀬古や松尾、袴田といった主力は去ったが外国人選手を軒並み残せたことは大きい。
特にブローダーセンとサウロミネイロはJ1でも脅威となっていただけにJ2では反則級の選手となる。
また、正式に発表されてはいないためこちらに載せていないが三浦知良も退団となりそうだ。
まだまだプレーする姿を見たい。
一方で獲得した選手も実力者揃いとなる。
長谷川とハイネルは川崎や広島で出場機会を得ていた選手であり、J2にやってくるのが不思議な選手。
和田も戦術理解度が高くマリノスでも必要な戦力であった。
亀川や山下はJ2でもトップクラスの選手である。
磐田で出番に恵まれなかった小川は世代を代表する選手として期待されてきた選手であり、環境が変わることで飛躍する可能性もある。
目先の補強だけでなく、将来に向けて若い選手の確保にも成功した。
ユースから年代別代表にも選ばれている杉田を昇格させ、中村や西川、山谷もチームに加えた。
今シーズンの昇格に向けた補強も将来に向けた強化にも成功したと言える。
2.陣容
昨シーズンをベースに並べてみたが、バランスが悪い配置となっただけに442にも当てはめてみた。
こちらの方が収まりは良いと感じる。
新監督ということもあり、予想は難しいが442で見ていきたいと思う。
【GK】
補強は無かったが、ブローダーセンの残留が最大の補強と言える。
控えには六反もおり、選手層も厚い。
大内、市川と若手もおり2人の成長によって選手層の厚みは増していくだろう。
【DF】
CBには若手選手を加えているが、開幕から主力として活躍するとは考えにくい。
中心となるのはガブリエルだろう。
韓と高橋含め、激しいポジション争いが期待される。
中塩が一昨シーズン甲府で見せた活躍を見せるようだと大きな戦力となる。
SBは高木、岩武が残留し亀川を加えた。
右には中村とイサカも獲得し、若手2人の成長によってはリーグ屈指の陣容となる。
また、ボランチに置いたが和田もこなせるだけに選手層は厚い。
【MF】
ボランチは瀬古の穴が埋まったとは言い難い。
だが、和田は戦術理解度も高く貴重な戦力となるだろう。
安永は10番も与えられ、中心選手としての活躍が期待される。
瀬古の穴を埋めるには手塚の復活は必要不可欠となる。
田部井や古宿の成長も楽しみである。
サイドには多くの選手を獲得した。
長谷川、ハイネルとJ1でも活躍できる選手だけでなく、ヴェルディで存在感を見せた山下も獲得。
松浦も残留しており、ポジション争いは激しくなるだろう。
松尾の穴を埋めるだけでなく戦力値を上げたと言っても良い。
【FW】
最も選手層が厚いポジションだろう。
J1で存在感を見せたサウロミネイロ、J2でも実績のあるクレーベも残留した。
元日本代表の渡邉千真も残り、伊藤翔も松本山雅から復帰した。
磐田から獲得した小川の活躍にも期待が集まる。
期待され続けてきた選手だが、いまだに力を発揮しているとは言い難い。
地元で活躍できるか楽しみとなる。
3.あとがき
今回は横浜FCについて書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
横浜のサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。
率直な感想はズルいだろ笑
J1に昇格したのかと思うような補強と選手層である。
自動昇格だけでなくJ2優勝を本気で狙っていることが伝わってきた。
四方田監督の采配も楽しみである。
強力過ぎるライバルだが、負けるわけにはいかない。
今年は三ツ沢にも行きたいと思っている。
松尾に受けた衝撃は今でも忘れられないが、今年は勝ちたい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。