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ライバルチーム紹介⑮

15回目はジェフユナイテッド市原・千葉。
尹晶煥監督体制3年目となるが、昨シーズンの後半からは尹監督のサッカーが浸透してきた。
2009年以来のJ1は現実的な目標となる。

1.移籍

赤字は訂正箇所

新体制発表の際にストライカーの獲得を示唆していたため、補強はまだ終わってはいないが新体制発表時点での状況で見ていきたい。
的確にポイントを絞って補強をした印象だ。
千葉と言えば20人以上入れ替えたオフが未だに忘れられないが、今オフの補強は堅実であり千葉らしくない印象を受けた。
尹晶煥監督のサッカーも浸透してきた中でフィットする選手を集められた。

チーム2位の8ゴールを挙げた船山の契約満了は意外であったが、他の主力クラスの選手は軒並み残留となっており昨シーズンのベースは維持できるだろう。
特に見木の残留は大きい。

2.陣容

昨シーズン後半からチーム力も高まり、ベースはできている。
大きく弄ることは無いはずだ。

【GK】
新井、鈴木が残留。
GKに不安は無い。
セレッソから復帰した松原の成長がGK陣のレベルを高める。

【DF】
昨シーズンのレギュラークラスは軒並み残留した。
今年も堅守が期待できそうだ。
一方でバックアップ一番手の岡野が移籍となった。
昨シーズンの終盤には高橋をCBで起用しており、今シーズンもCBでの起用が考えられる。
ブラジルから獲得したダニエルアウベスは将来への投資がメインか。
昨シーズン不在であった左利きのCBを佐々木含め、2人獲得したことも大きい。
特に佐々木は昨シーズン終盤、いわてのJ2昇格に貢献しただけにレギュラー陣を脅かせるか期待が掛かる。

【MF】
ボランチは昨シーズンのメンバーを全員残すことに成功した。
中堅の選手が多いため大きな成長は見込めないかもしれないが、安定感は昨シーズンと同水準を維持。
WBは両サイドをこなせる安田を放出したが、ボランチでもプレーできる秋山を獲得。
WBにも左利きがいなかったため、プレーの幅を広げる補強となった。
シャドーには見木を残すことに成功した。 
J2からの個人昇格の可能性が高い選手の一人であったが、残留を決意。
千葉にとっては大きな残留であることは間違いない。
船山と矢田が抜けたものの高木、風間と実力者を加え昨シーズンよりも層は厚くなっている。
FWのポジションが過多であることと昨シーズン終盤はシャドーでの出場が多かったため、サウダーニャはシャドーに置いた。
このポジションが千葉の強みと言える。

【FW】
新体制発表時にストライカーの補強を示唆していたため、ここにもう一人加わることとなりそうだ。
だが、人数はおり櫻川やブワニカの成長や川又の復活に賭けてみても良いのではないかと思う。
サウダーニャもおり、FWの補強は必要ないようにも思える。

3.あとがき

今回はジェフ千葉について書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
千葉サポーターの方、間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。

昨シーズン後半の千葉は昇格できるだけの力を持っていた。
そのチームのベースは残しつつ補強を行えたことから昇格は狙える位置にいるが、期待を抱かせ翌年上手くいかないことも過去にあったのは不安な点か。
それでも尹晶煥監督であればプレーオフ争いには加わってくるはずだ。
どれだけ昨シーズンの勢いを今シーズンに繋げられるか。

昨シーズンの対戦では2試合共、アディショナルタイムに勝ち点を落とすこととなった。
開幕戦でPKが決まり、ホームではアディショナルタイムにCKから得点を許していなければ昇格していた。
また、吉田達磨監督が1度目に指揮を執った際にもアディショナルタイムに失点を喫してチームを去ることとなった。
千葉相手にはアディショナルタイムに悲劇が待っていることが多いが、今シーズンは同じ轍を踏みたくない。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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