新戦力紹介③
第3回目の今回は大和優槻選手。
柏レイソルU-18から加入することとなった選手を紹介したい。
1.経歴
小学生から柏レイソル一筋でプレーしてきた選手となる。
4歳からサッカーを始め、柏レイソルA.A.TOR'82でプレー。
10歳から柏レイソルU-12に加わり、U-15、U-18と順調に昇格を重ねてきた。
柏レイソルU-18から直接甲府に加入した選手は過去にも輪湖直樹(アビスパ福岡)、畑田真輝(元ブラウブリッツ秋田)とおり、縁もあるチームである。
初めて柏を離れることとなるが、甲府を第二の故郷として欲しい。
2.特徴
柏レイソルU-18ではキャプテンを務めたリーダーシップ溢れる選手。
自身では特徴として「声」を挙げている。
コーチングでチームを動かし、味方を鼓舞できるリーダーである。
コロナ禍で声出しができないスタジアムではより輝けるかもしれない。
本人がプレー面での特徴を挙げていないのはU-15から共にプレーしている田中隼人の存在もあるかもしれない。
U-15日本代表から継続して年代別代表に選ばれ、今年はU-20日本代表にまで招集された選手と常に比べられてきたこともあろのではないか。
大和自身は年代別代表に呼ばれた経験は無いが、柏レイソル出身の選手だけに足元の技術も高くビルドアップで力を発揮できる選手である。
また、187cmの長身を活かしたヘディングも強さや迫力もあり「声」だけの選手ではない。
高卒のCBが1年目からポジションを掴むことは容易ではなく、来シーズンはあまり見る機会はないかもしれない。
だが、練習試合や天皇杯でチャンスが貰えた際には遠慮せず自身の魅力を全開に出しポジション争いに加わって欲しい。
また、noteで自身の考えを発信している。
是非、読んでみてください!
3.最後に
中塩大貴、野澤陸に続き3年連続でCBの選手の獲得となった。
3人共に足元の技術が高く、ビルドアップを重視していくチームの方針が透けて見える。
中塩は1年で退団、野澤は出場機会に恵まれずと継続性を見せようとクラブは考えてはいるが成果はまだ出ているとは言い難い。
『未來へ』というスローガンにも合致する選手であるだけに長い目で見て活躍を楽しみにしたい。
育ててくれた柏レイソルのホームスタジアムである三協フロンテア柏スタジアムには
『柏から世界へ』
という横断幕が掲げられ、チャントにも使われている。
柏から直接世界へは実現できなかったかもしれないが、
『柏から甲府を経由して世界へ』
を実現して欲しい。
『甲府から柏を経由して世界へ』と羽ばたって行った伊東純也(KRCヘンク)の逆パターンを期待したい。
実際に見たことが無い選手のため、正確に特徴を伝えられているかはわからず申し訳ありません。
だからこそ詳しくわからないため、プレーする姿を早く見てみたい!