新戦力紹介⑨
第9回目の今回は吉田達磨監督。
2018年以来4年ぶりの復帰となった。
1.経歴
埼玉県出身。
日立製作所のジュニアユースを経て東海大浦安高校へと進学する。
高校卒業後には柏レイソルへと入団する。
京都、山形を経てシンガポールのクラブへと移籍し2002年に現役を引退した。
引退後は母校の東海大浦安高校での臨時コーチを経て、2003年から柏レイソルで本格的に指導者人生をスタートさせる。
柏のアカデミーで指導者としての地位を確立すると2010年からはアカデミーダイレクターや強化部長を務め、裏方から柏を支えた。
2015年に満を持してトップチームの監督に就任。
ACLではベスト8に導き、ナビスコカップ、天皇杯でも上位に進出するがリーグ戦では10位と求められた結果は出せずに解任される。
翌年にはアルビレックス新潟の監督に就任するが、残留争いに巻き込まれシーズン途中に解任される。
2年連続で解任された中で、2017年には甲府の監督に就任。
残留争いは最終節までもつれたが、J2降格となってしまう。
翌年も続投したものの結果が出ず、シーズン途中で解任となった。
2019年からシンガポール代表監督に就任。
W杯予選は二次予選敗退となってしまったが、東南アジアの大会(Suzuki cup)ではシンガポールを12年ぶりのベスト4に導いている。
2.特徴
シンガポール代表の試合を見て、自分なりの分析をしてみたので以下をご覧ください。
直近行われた代表戦もYou Tubeでご覧いただけるので良ければご覧ください。
第1節 ミャンマー戦
第2節 フィリピン戦
第4節 東ティモール戦
第5節 タイ戦
準決勝1stレグ インドネシア戦
準決勝2ndレグ インドネシア戦
3.最後に
吉田監督の復帰は驚きであった。
来シーズン昇格を目指すのであれば吉田監督で良いのかという疑問はある。
ただ、あのような追い出し方をしたにも関わらず一昨年はクラブ事務所を訪れたり再び帰って来てくれたことには感謝しかない。
また、2019年にはアウェイでの試合にも関わらず育ててくれた柏レイソル側ではなく、甲府側で観戦してくれていた。
その際には一緒に写真を撮ってもらい、話もさせてもらった思い出も個人的にはある。
だからこそ共に成功を掴み取りたい。
いまだに2017年のホーム仙台戦での悔しさは残っている。
あの時の悔しさを共に晴らしたい!
前回は一から土台を作らなくてはいけない苦労もあったかと思うが、今回はある程度の土台はできている。
前回と同じような結果では今後の監督人生にも影響はあるだろう。
それだけの覚悟を持って帰って来たことは間違いないかと思う。
今回こそは成功できるように一丸となりサポートしてあげたい。
達磨は何度転んでも立ち上がる。
七転八起の精神で成功を共に掴み取りたい。
さあリベンジの時だ!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。