ライバルチーム紹介⑨
9回目の今回はFC町田ゼルビア。
ポポヴィッチ監督3年目のシーズン、本気でJ1を狙うシーズンとなるだろう。
1.移籍
吉尾がマリノスへ復帰したが、他の主力は全員残留となった。
引き抜きに合う可能性のある選手が多くいたが、引き留めに成功したことは大きい。
補強の狙いは選手層に厚みをもたらすことか。
ポープは福井からポジションを奪える実力者である。
岡野、翁長、山口も控えに留まらない力を持っている。
山口は一昨シーズンの大怪我もあり、昨シーズンは活躍できなかったが今シーズンは復活する可能性がある。
若手の逸材も多く手に入れた。
バーンズ アントン、樋口、佐藤の将来性は楽しみである。
最大の注目は宇野禅斗か。
青森山田の高校サッカー選手権優勝の立役者がどれだけ活躍できるのか注目となる。
平河については来シーズンの加入の中でトップチーム登録選手の中に名前があったため、今シーズンから加入という可能性もあるが昨シーズンに続き、特別指定選手となるのではないかという推測で名前を載せた。
2.陣容
ポポヴィッチ監督が続投しただけにベースは変わらないはずだ。
【GK】
増田、茂木が抜けたものの昨シーズンは福井が全試合に出場していたため、大きな問題とはならないだろう。
一方で獲得したポープは福井を脅かせる選手である。
また、バーンズ アントンは将来楽しみな存在であり今後の成長が楽しみだ。
【DF】
CBは水本を放出したが、代わりに岡野を獲得した。
水本はポポヴィッチ監督のサッカーにフィットしているとは言い難かったため、入れ替えを行ったことは納得か。
だが、水本の持っていた経験値を失うことは痛い。
岡野がフィットできないようだと台所事情は厳しくなる。
2年目の奈良坂の成長には期待したいところ。
SBは土居のコンバートで乗り切っていたが、奥山と三鬼以外本職の選手がいなかっただけに翁長の獲得は大きい。
それでも3人しかいないため、選手層は薄いと言える。
【MF】
昨シーズンの水準を維持した上で若手の有望株を手にいれた。
佐野、高江はどちらもJ1のチームに移籍してもおかしくは無かったが、いずれも残留した。
安井も含め、若い選手しかおらず伸びしろはまだたくさんある。
佐野、高江に迫る選手が出てくるとチーム力は高まるだろう。
サイドは吉尾がチームを離れたが、平戸と太田は残すことができた。
10ゴール10アシストを記録した吉尾の穴は大きいが、山口の復活、平河の成長によって埋め合わせしたい。
【FW】
昨シーズンのメンバーを残した上で法政大学から佐藤を獲得した。
ドゥドゥと鄭大世の復活が鍵を握っている。
得点を期待されて獲得した中で持っている力からすると得点数は少なかったと言える。
2人がどれだけ得点を伸ばせるかは楽しみとなる。
新たにヴィニシウスアラウージョの加入が発表された。
開幕には間に合わないと思われるが、山形時代には後半戦から調子を上げる傾向にもあったため本格的に本領を発揮するのに時間は掛かるかもしれないが得点を計算できる選手を獲得することに成功した。
3.あとがき
今回は町田ゼルビアについて書いてみた。
やはり他チームのことはなかなかわからず、難しいと感じた。
町田のサポーターの方間違っていたら申し訳ありません。
違っている点等ありましたら教えてくださると嬉しいです。
昨シーズン同様、少ない選手でシーズンを開始するようだ。
シーズン途中に補強も行っていくだろう。
また、佐野や高江、平戸が残留し宇野も加わり楽しみな若手が多くいるチームである。
開幕時とシーズン終了時でチームが大きく成長する余地も残している。
2018年に4位と躍進しながら翌年18位と低迷した二の舞いとはならないはずだ。
本気でJ1昇格を目指せる位置にいる。
強力なライバルとなりそうだ。
昨シーズンは連敗を喫した。
シーズンワーストの2試合と言ってもおかしくないくらいの試合でどちらも勝てる気がしなかった。
2年続けてそのような悔しさは味わいたくない。
今年は逆の思いを町田にさせたい!
新しくなった野津田にも行ってみたい!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。